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カテゴリ:バー・ダイニングバー
このブログの取材のためということも多少あるが、私はよく1人で飲みに行く。本当は誰かと飲みたいのだが、会社帰りの夜10時とか11時から付き合ってくれる酔狂な人はまずいない。1人でフラッと入ってカウンターに座り、雑誌か本を読んで1時間ぐらいで切り上げるのがいつものスタイル。だから別にザワザワと騒がしくても問題ないのだが、たまには静かに本を読みたい時もある。
「さて今夜はどこで飲もうか……」 そう思いながら仕事帰りに久米川の街を歩いていると、「炭味坐(すみざ)」の明かりが見えた。昨年末にオープンした当初は午後11時半までの営業だったのだが、お客さんから要望があったのか、現在はうれしいことに深夜1時まで営業している。 「ココにするか」 私はお店に入り、個人的にお気に入りのビール「モルツ ザ・プレミアム」を頼んだ。 ビールとお通しが来て、まずは一杯。いやあ、染みるねぇ。お店が静かだと、リラックス度が高くなるから、余計に染み込む感じがする。さてさて、つまみを注文しますか。すぐに出て来そうな「鮭とばの炙り」(350円)をまず頼み、続いてオススメという「豚タンの炭火焼き」(380円)と「燻しサーモンの炙り焼き」(680円)を頼んだ。 「鮭とばの炙り」(=写真右)は予想通りサッと出てきた。うーん、しょっぱくて固いけど旨い。なぜかマヨネーズが添えられていたので付けて食べてみると、意外に合う。独特のしょっぱさがマイルドになる。ビールが進むなぁ。 次に出て来たのは「豚タンの炭火焼き」。牛タンと違い、コリッとした固い食感だが、上質のハムのような味わいで旨い。個人的には黒胡椒をもっと振って欲しいところだが、普通に食べる分にはこの方がいいのかも。 最後に出て来たのが「燻しサーモンの炙り焼き」。これが何とも不思議な味わいの一品なのだ。見た目は間違いなくサーモン。でもスモークしているから、口の中に入れると香りはまるでハムなのだ。味もハムに近い。だけど食感は紛れもなく魚であり、鮭だ。不思議な味だか、私は気に入った。 美味しいビールを飲み、旨いつまみを食べながら、電車の中で途中まで読んでいた本を一気に読みきり、私は気持ちよく家路についた。 【DATA】 住所:東村山市栄町2-30-5 電話:042-393-1766 営業時間:午後5時半~深夜1時 定休日:月曜 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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