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テーマ:●食べた物の画像♪(66517)
カテゴリ:バー・ダイニングバー
4月にオープンしたばかりの久米川駅南口にあるダイニングバー「星の都」。前回行って、ドリンクやら食べ物の注文にてんてこ舞いしているマスターを見て、「サッと出せるスナック系のメニューがあればいいのに」と私は思っていたのだが、どうやらマスター自身もそう思っていたらしい。先日、久しぶりに行ってみると、カウンターの上にこんなモノが置いてあった。
「スナック“新メニュー”」として5品が書かれている。300~500円と値段も手ごろだ。じゃあ、今夜はこのメニューからいくつか食べてみますか。 とりあえずギネスで「お疲れちゃ~ん」。クリーミーな泡が気持ちよく体に染み込んでいく。旨いなぁ。 さて、それでは頼みますか。最初は「ブルスケッタ」(400円)。 普通はバケットだけど、ここはラスクで代用。トマトソースが添えられているから、これを付けて食べるのだろう。 トマトソースをDIPしてIN! トマトの酸味が口に広がり、旨い。でもお酒のツマミとしては、もう1つ物足りないかなぁ。実際、ブルスケッタにはバジルやオリーブオイル、黒胡椒などが使われているからね。 お次は「チョコマシュマロ」(300円)。 外側にチョコが付いているのかなと思ったら、中にチョコが染み込んでいるという感じ。不思議な味わい。 続いて「トルティラチップス」(400円)。 これはまさにスナックそのもの。でも案外これが一番スパイシーでお酒のツマミになったりして。 最後に頼んだのは「チーズの盛り合わせ」(500円)。 洋酒と合わせることを意識してか、やや甘めのチーズが2種類入っている。 スナック系のメニューは、そりゃ美味しいに越したことはないけど、「とりあえずのツマミ」という意味合いの方が強いから、旨さよりも早さが求められる。そういう意味ではちょっと出るのが遅いかなぁ。まあ、私が行った日は満席で注文が殺到していたということもあるんだけど、そういう時のためのスナック系メニューだと思う。 マスターの話によると、このメニューはお客さんと一緒に考えたのだという。お客さんもマスターのてんてこ舞いぶりを見て、スナック系のメニューが必要と考えたのだろう。こういうバーにありがちな、ミックスナッツやキスチョコをメニューに加えなかったのは、他との違いを出すためこだわりだと思う。その意気やよし、だ。 それにしてもこのお店は不思議なお店だと思う。私みたいな40代のおっさんがこういうお店を開いて、注文にてんてこ舞いになったら「何だよ、この店は!」とお客さんは嫌な気持ちになると思う。だけど20代の若いマスターが初めて持ったお店だし、マスターがすごく謙虚だから、みんな「頑張れよ」と応援したい気持ちになってしまう。例えは悪いが、“大人のたまごっち”という感じ。マスターやお店の成長がすごく楽しみで仕方がない。 飲みに行った翌日、マスターから「ブルスケッタのソース、スパイシーさが足りないとお客さんに言われました。マサさんもそう思われますか?」という内容のメールが来た。いいじゃないですか、この試行錯誤っぷり。 「頑張れ、マスター。みんなでいいお店にしていこう」って気にさせてくれる。ホント、期待しているから頑張ってね、マスター。 【DATA】 住所:東村山市栄町2-29-5 電話:042-391-8666 営業時間:午後6時~翌朝4時(月~金曜) 午後5時~深夜2時(土曜) 【このお店に関する過去の記事】 *2006年04月10日「お手頃価格でシャレたダイニングバー」
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