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東村山グルメ日記

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2006年09月10日
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カテゴリ:グルメ外
 6日からスタートした東村山市議会の9月定例会。11日から3日間の予定でいよいよ一般質問が始まります。20人の議員が、1人持ち時間20分で質問し、それに対して市側が答えるというモノです。今回は20人のうち、6人の議員が東村山ヒルズに関連した質問をする予定です。
 質問はいろんな視点からなされており、過去3回の市民説明会ではわからなかった点が、かなり明確になると思います。東村山ヒルズについて疑問をお持ちの方はぜひ傍聴しに行ってみてください。


 と言っても、誰がどういう質問をするかわからないと、「聞きに行こう」という気にはなりませんよね。そこで今回は質問者と質問内容を紹介することにします。

木内徹 議員

【当市の財政健全度はどの程度か?】

 北海道夕張市の例をみるまでもなく、今、自治体の財政状況について、住民の関心は高まっている。国全体の景気は回復基調とあり、法人税を中心に伸びる傾向にある。とはいえ、基礎自治体は国の三位一体改革の影響や個人所得の伸びが見られない中、財政的にはいまだ厳しい状況にある。もちろん、夕張市の場合は、人口、予算規模が当市の10分の1でありながら、負債額は一般会計予算の15倍という異常な状況で論外ではあるが、最近、東村山駅西口再開発事業をめぐって、当市の借金(市債残高)を過大視する傾向もみられる。そこでうかがうが、

1.財政が破綻し、財政再建団体となる夕張市の状況をどのように分析し、評価しているのか?

2.当市の場合、借金(市債残高)がどのくらいあり、それは一般会計予算の何倍になるのか?

3.最近、総務省が自治体の財政健全度の指標として新たに採用する「実質公債費比率」の試算値を発表した。同比率が18%以上の自治体は「財政状況が悪い」とみなし、起債をするにはこれまで通り、国の許可が必要とされる。この総務省の発表によると、都道府県では長野県が同比率20.1%で最も高く、東京都は16.1%、政令指定都市では福岡市が22.8%で最高であった。この新たな指標で試算すると、当市の比率はいくつになり、三多摩ではどのくらいに位置するのか?

4.現在、西口再開発事業の問題で、財政面、特に当市の借金状況から過大視、もしくは心配する向きもあるが、この事業による起債で「実質公債費比率」はどのくらい上昇するとみているのか。またその影響を全体的にどうみているのか?

5.借金はないにこしたことはないが、一般家庭における住宅ローンや教育ローンは将来への投資ともいえる。自治体も同じで、道路や下水道、駅前整備などの基盤整備に対して、市債を適正に活用することは、後年度負担の平準化であり適切と考えるが、どのような見解(西口再開発事業も含めて)を持っているか?

6.財政の健全度をみる上で先ほどの「実質公債費比率」があるが、当市の約430億円の一般会計予算規模からして、市債残高の限度額をどのように考えているのか。また今後、どの水準まで残高が増えて、その後減っていくのか、中・長期的な見解をうかがう。



 この木内議員の質問は素晴らしいです。まさに私たちが知りたいことをズバリ質問しています。
 今、私たちの手元にあるのは、市の借金が約750億円、東村山ヒルズに投じられる市税が約46億円、この数字のみです。この数字に対する正確な評価を知りません。庶民感覚で言えば、「約750億円」という借金は多く感じられ、そんな中で投じられる「約46億円」の市税はもったいなく感じられます。
 でも「約750億円」という借金が想定の範囲内であり、まだ財政的に余裕があるとすれば、市民にとっては朗報です。これまで「児童クラブのプレハブを立て直して欲しい」とか「危険な道路に信号やカーブミラーを付けて欲しい」などの市民からの要請が「財政難」のひと言で却下されていたのですが、その根拠がなくなるワケなのですから。

 木内議員はひょっとしたら誤解しているかもしれないけど、私たち市民グループ「みんなで決めよう!東村山ヒルズ」(代表世話人・佐伯昭)が、税金約92億円、市税に限って言えば約46億円が使われることを「もったいないのでは?」と疑問視しているのは、市の借金が約750億円あることに対してではありません。市の借金額がわかったのはグループが発足してから後のことです。
 では何を疑問視しているかというと、税金約92億円の使われ方です。東村山ヒルズを建てれば、半径10キロの人たち(入間市や立川市あたりの人)が利用し、周辺の地価も上がり、47年間で254億円もの経済効果がある……市と再開発組合は主張するのですが、ビルの1階に入るのは生協で、2~3階は市の健康増進施設が入るだけのビルに、それだけの経済効果をもたらす魅力はないと普通の人間なら思うハズです。
 余裕がある時に投資をするのはもちろん必要ですが、将来にツケを残すような投資はやめるべきでしょう。私たちはその点を疑問視しているワケです。
 だから財政が厳しい状況であれば、当然、東村山ヒルズにかける税金を見直してもらいたいし、財政に余裕があるとしても「こんな使い方をしてはすぐに財政破綻を招いてしまう」と思うので、見直してもらいたい。いずれにしても見直してもらいたいことに変わりないのです。

 木内議員の質問に市がどう答えるのか、これは本当に注目です。時間のある方はぜひ傍聴してください。



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 9月10日午後1時半から中央公民館第3集会室で行われた説明会に出席してきました。最初は10人足らずだったのですが、始まってから10分もしないうちに会場はほとんど埋まってしまいました。人数で言うと、30人近くだと思います。中には私のブログを見て来たという人もいて、ちょっとうれしかったです。

 今回の説明会でも「あんなモノに税金を使うくらいなら……」といろんな不満の声が出ました。その一方で「もっと問題点を明確にしたらどうだ!」というお叱りの声もいただきました。
 でもむずかしいんですよね。再開発そのものに反対というワケではないんです。今、進めている計画がおかしいと言っているワケなんです。だけど、これじゃあ確かに伝わりにくいですよね。
 そんな中、こんな声もいただきました。

「東村山駅西口の再開発ってことでチラシに地図が載っているけど、これを見てすぐにわかる人はいないハズ。西口を見るツアーを企画してみては?」

 これはいいアイデアだと思います。早速、今日の説明会の後、「行ってみたい」という参加者7人とともに行ってみました。私自身、久しぶりにカクリボウルの前に来ましたけど、あの狭い一方通行の道路に、工事のためのトラックやダンプカーが通ると思うとゾッとしましたね。周辺の人もかなりの騒音と粉塵に悩まされると思います。
 私たちの予想では、東村山ヒルズ完成後、そんなに人気になったりはしないので、平和が訪れると思いますが、東村山市や再開発組合の算定通り、半径10キロ内の地域から人が押し寄せれば、またしても周辺住民は騒音と粉塵に悩まされます。
 道路の整備が最優先……見に行った人の誰もがそう思ったことでしょう。やっぱり現在の計画は見直しが必要だと、私も改めて思いました。この西口見学ツアー、機会があればドンドンやっていきたいと思います。

 さて今週末も説明会があります。

★9月16日(土)午後4時~ 萩山公民館
★9月17日(日)午後1時半~ 富士見公民館第3集会室


 皆さんの参加、お待ちしています。



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 市民グループ「みんなで決めよう!東村山ヒルズ」(代表世話人・佐伯昭)では、説明会の運営、チラシの配布、街頭宣伝カーのウグイス嬢などを手伝ってくれるボランティアを募集しています。「手伝っていいよ」という方はこちらにメールしてください。

 また活動資金のカンパも募っています。説明会の会場で渡してくださってもいいですし、郵便振替でも受け付けています。よろしくお願いします。

【郵便振替口座】
口座名:西口再開発市民連絡会
口座番号:00140-6-686254


【東村山ヒルズ問題に関連するブログ】
「みんなで決めよう!東村山駅西口再開発」
「はてなのゆりさん」
「なんとかしようよ!東村山」
「テッタの日記」
「日常の非凡☆心理って!日記」
「東村山びっくり広場」
「スナネド地下」


【東村山ヒルズに関する過去の記事】
2006年02月02日「番外:“東村山ヒルズ”の中身が知りたい!」
2006年06月13日「あきらめずに、もっと考えようよ!東村山ヒルズ」
2006年08月04日「立ち止まって考える勇気を!」
2006年08月18日「みんなで決めよう!東村山ヒルズ」
2006年08月20日「住民投票に向け、まず第1歩」
2006年08月29日「署名ボランティアになってください!」
2006年08月30日「ご理解よろしくお願いします」
2006年08月31日「そもそも東村山ヒルズって何?」
2006年09月01日「今週末も説明会を行います」
2006年09月02日「東村山ヒルズって一体いくらかかるの?」
2006年09月04日「間違っていました」
2006年09月05日「インパクトの大きい素朴な疑問」
2006年09月06日「東村山市の財政はかなりヤバいぞ!」
2006年09月08日「いい街づくりには理念とルールがある」





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最終更新日  2007年10月14日 23時52分22秒
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