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テーマ:●食べた物の画像♪(84912)
カテゴリ:喫茶店・カフェ
先日、たまたま市役所の裏手を歩いていたら、こんなお店を見つけた。
確かココには以前、「浜鳥」という居酒屋があったと思ったのだが、いつの間に変わったんだろう。看板を見て「カフェ Bランチ」が店名なのだろうと思ったが、よく見ると入り口には「B」としか書いてない。だとしたら「B」が店名なのだろうか? たぶん喫茶店なんだろうけど、何だか不思議なお店だなぁ。 近づいてみると、ランチメニューが表に出ていた。 「ちょうどお昼時だし、入ってみるか」 店内はカウンター席が4つに、2人がけのテーブルが1つ、奥に4人がけのテーブルが1つ。とっても小ぢんまりとしている。店内にお客さんは誰もいなかったが、私は1人だったのでカウンターに座ろうとした。すると初老のご主人が、「空いてる席へどうぞ」と4人がけのテーブルを勧めてきた。 「後からお客さんが来るかもしれませんし、私はココでいいです」とカウンターに座ったのだが、何となくご主人は不満そう。というか、申し訳なさそうにしている。「1人客なんだから、むしろカウンターに座らせるように仕向けなきゃ」と思ったのだが、話を聞いて納得した。 このお店、オープンしたのは11月15日で、初老のご夫婦が初めて手がけたお店なのだとか。 「本当は普通の喫茶店をやろうと思ったんですけど、ランチをやった方がいいって言われて……」と話すのは、厨房にいる奥さん。ご主人が接客、奥さんが料理担当のようだ。 初めて手がけるお店なら、そりゃ儲けることより、単純にお客さんを大切にしようという気持ちの方が強いかもしれない。 私はランチの「お粥コース」(500円)にも惹かれたが、「本日のコースメニュー」(700円)を頼んでみることにした。 「ランチはコーヒーと紅茶が無料ですので、こちらからご自由にどうぞ」とご主人に言われ、私はコーヒーをカップに注いだ。しばらくすると、「しそのジュースです」とご主人がグラスを運んできた。 「一応、体にいいモノを出そうってことで、いろいろ考えてやっているんです」と厨房から奥さんがひと言。へぇ、なるほどね。しそジュースはサッパリした甘さで旨かった。 と、そこにメインの料理がドーンと到着。 ポトフにイングリッシュマフィンを使ったポークサンド、ロールパンを使った玉子サンド、そしてフルーツ&サラダ。確かにこのラインナップ、ヘルシーかも。 パンを食べていると、「今日はご飯じゃなくて、パンにしたんですけど、足りますかねぇ?」と奥さん。 「私はこれくらいで十分ですけど、若い人にはちょっと物足りないかなぁ」と答えると、「そうですか……」と何やら考え込んでいる奥さん。何だか悪いこと言っちゃったかなぁ。 サラダはレタスとプチトマト、フルーツは柿とメロン。旨いです。 メインのポトフはジックリ煮込んであり、優しい味わい。一応、味を調整するために黒胡椒を出してくれたけど、私は使わなかった。十分いい味だったから。鶏肉もホロホロの柔らかさだったしね。 なぜか最後にメニューにはない抹茶ケーキを出してくれた。おまけのサービスって感じかな。市販のモノだとは思うけど、ケーキの下の抹茶部分がアイスになっていて、なかなか旨かった。 ご夫婦2人とものんびりしていて、それが小さなお店をいい雰囲気にしている。また行きたいと思うんだけど、どうやらこのお店、平日しか営業しないようだ。まあ、メインのお客さんは間違いなく市役所の職員だろうから、市役所に合わせるのは賢明な判断だろう。 「なかなか良かったなぁ」と思いつつ家に帰って、ハッと気づいた。 「そうだ、店名が何なのか、聞くのを忘れちゃったよ」 「B」なのか「Bランチ」なのか? そもそもなぜ「B」が付くのか? 知りたいけど、平日営業じゃあ、当分行けないなぁ。もし知っている人がいれば、ぜひ教えてください。 【DATA】 住所:東村山市本町4-6 定休日:土・日曜・祝日 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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