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カテゴリ:バー・ダイニングバー
夜、家にいる時は、子供を寝かしつけるのが私の仕事になっている。娘をベランダであやしながら寝かせ(赤ん坊って、どうして外気に当たるとスーッと眠っちゃうんでしょうね。不思議だ)、次に息子を「アンパンマン」などのビデオを一緒に見ながら寝かせる。大体、うまくいけば夜11時ごろには解放されるのだが、息子が宵っ張りだから、日によっては深夜0時を回ることもある。
まぁ大抵は息子と一緒に私も寝てしまうのだが、たまに夜中に人と会うこともある。そういう時に行くのが、久米川駅南口のダイニングバー「星の都」だ。 先日も子供を寝かしつけた後、友人と「星の都」に行ったのだが、その時、マスターが「今年の夏は、これが来るかもしれませんね」と3本のボトルを目の前に出した。 実はこれ、すべてパイナップルのリキュールなのだ。一番左のボトルなんか、パイナップルが丸ごと入っていて前回紹介した「カルヴァドス」を彷彿させる。 でも個人的に一番ひかれたのは真ん中の「ブラックパイナップル」だ。手にとって見たが、本当に見事に真っ黒。こんな色で「パイナップルのお酒です」と言われても困っちゃうよね。 だけど飲んでみると、間違いなくパイナップルなんですよ。香りも味も、文句なしにパイナップル。甘くて飲みやすいし、ひとしきり会話のネタになるし、これは確かにこの夏、ひょっとしたらブレイクするかも。 なんてことを友人と話していたら、マスターが「そう言えば、マサさんのグルメ日記に、『最近、締めた氷を出すお店がない』ってコメントがあったじゃないですか。私も氷にこだわりたいと思ってたから、この間から氷を締めることにしたんです」と話しかけてきた。 確かにそんな書き込みが掲示板にあったような気がする。でも「締めた氷」って何? 「氷を入れるのは、もともとはお酒を冷すためなんですけど、普通の氷だとすぐに溶けて水っぽくなってしまうんです。だから凍らせた氷を一度、形を整えてもう一度凍らせるんです。これを締めるって言うんですけど、つまり、溶けにくい氷にするワケです」 ああ、なるほどね。それを「締めた氷」と言うワケか。いやあ、知らなかった。 なかなか溶けずに、お酒を冷すことに徹してくれる氷……そんな氷でお酒をロックで飲むと、そりゃ旨いよね。グラスを回すと、溶けにくいからいつまでもカランコロンと鳴ってくれるしね。 それにしても、マスターは研究熱心だねぇ。人気のベルギービールもさらに数種類追加したみたいだし、最近は入手困難と言われているウイスキーを手に入れたらしい。行くたびに発見があり、ちょっとしたお酒についてのウンチクが入手できるから、私としてはうれしいお店だ。 【DATA】 住所:東村山市栄町2-29-5 電話:042-391-8666 営業時間:午後6時~翌朝4時(月~金曜) 午後5時~深夜2時(土曜) 定休日:日曜 ホームページはこちら 【このお店に関する過去の記事】 *2006年04月10日「お手頃価格でシャレたダイニングバー」 *2006年05月01日「楽しい試行錯誤」 *2007年05月19日「旨いビールと珍味中の珍味」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年10月15日 01時37分03秒
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