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カテゴリ:つぶやき
「竹田商店」の商品販売ショップは、久米川通りを全生園方向に進んで恩多辻という交差点を右に入ってすぐのところにある。スーパー「マルフジ」の裏手といえばわかりやすいだろうか。
以前の「竹田食品」時代と違い、ちゃんとお店の雰囲気になっている。ただ、私はソース会社の出しているショップだと知っているからスッと入れるけど、何も知らない人が見たら、何のお店かはわからないよね。 お店がきれいだから、怪しい感じには見えないけど、幟だけじゃなく、もっとソースを売っていることをアピールした方がいいんじゃないかなぁ。余計なお世話だけどね。 さて、お店に入ると……。 あれれ、カウンターがあって、なぜかイスが並んでるよ。どういうことなんだろう? ほう、これが新しく立ち上げた「辻ブランド」のソースですか。オシャレなボトルだねぇ。ラベルに書かれている年号は何だろう? おっ、こっちは普及版のソースかな。「かつソース」「ソフトソース」「ウスターソース」「東村山ソース」……いろいろあるなぁ。 「焼肉のたれ」と「焼鳥のたれ」、「焼そばソース」で「バーベキューセット」ですか。面白いセット商品だねぇ。 こっちは「3年熟成中濃ソース」か。ひと口にソースと言っても、いろいろあるモノだねぇ。 だけど……あれれ、「アポロ」ブランドのソースがないよ。これってどういうことなんだろうか? そうこうしていると、「どうぞ、ソースを試食してみてください」と店員さんがこんなモノを出して来た。 エッ、このお店って試食ができるんだ。なるほど、それでカウンター席があったワケだ。 試食用とは言え、こんなに出してくれるの? ちょっとうれしいなぁ。左がじゃがいものフライで、右が野菜のマリネとトマト、それから鶏肉と炒めたキャベツ。 手前のお皿に好みのソースを入れて、試しながら食べるらしい。でも右のお皿のモノにはすでにソースが味付けされているのだという。 トマトには期間限定販売の「朝どれ野菜の新鮮ソース」がかかっている。今回の「朝どれ野菜の新鮮ソース」は地元で採れた小松菜のソース。では、いただいてみますか……わずかに感じる酸味がソースらしさをかろうじて主張していたが、サッパリとした後口はまるでドレッシング。これは旨いなぁ。 鶏肉は「焼鳥のたれ」に漬け込んで焼いたモノで、キャベツは「焼そばソース」を使って炒めたモノ。いやあ、旨いなぁ。ソースだけを舐めたところで、違いは大してわからないけど、こうやって実際に食べ物に使って食べると、旨さの違いがわかる。 試食用に出されたソースは7つあるのだが、そのうちの「さらりソース」「とろりソース」「どろっとソース」「朝どれ野菜の新鮮ソース」の4つは、このお店で量り売り販売してくれるのだという。 店員さんの説明によると、「さらりソース」とは「ウスターソース」、「とろりソース」とは「ソフトソース」、「どろっとソース」とは「かつソース」のことなのだという。量り売りそのものも不思議なのだが、なぜわざわざ商品名を変えて販売しているのだろうか? 試食できるソースの残り3つは「3年熟成中濃ソース」と「とんかつソース」「東村山ソース」。これだけのソースを試食すると、ソース通になった気分になる。いやあ、でもソースって、それぞれ違うんだね。 これは量り売り用の瓶。いろんな大きさの瓶を選ぶことができ、最初だけ瓶の代金がかかるが、あとはソースの中身だけの代金となる。 私は「朝どれ野菜の新鮮ソース」が気に入ったので、150ミリリットルの瓶を120円で買い、「朝どれ野菜の新鮮ソース」を100ミリリットル(200円)入れてもらうことにした。 こんな感じでソースを瓶に詰めてくれて、フタをして出来上がり。 ラベルを張ってくれるのだが、ここで1つ疑問が。瓶を購入したということは、この瓶を繰り返し使うことになると思うんだけど、次に買いたいソースが「朝どれ野菜の新鮮ソース」じゃない場合はどうするんだろうか? 店員さんの説明によると、瓶は確かに繰り返して使うけど、「お客さんが買われたその瓶を使うワケではないんです」という。つまり瓶はお店で回収し、ラベルを剥がして洗浄する。で、お客には新しい瓶を用意してその中にソースを入れる。 「だから違うソースを購入されても大丈夫ですよ」 なるほど、なるほど。そういうシステムなのか。 しかし、いくつかの疑問が残った。特に「アポロ」ブランドのソースがないのが気になる。この点については社長である竹田健次さんに聞くしかないでしょう。 というワケで、次回の「インタビュー編」を乞うご期待! 【DATA】 住所:東村山市恩多町3-28-5 電話:042-313-2361 営業時間:午前10時~午後6時 定休日:日曜・祝日 駐車場あり ホームページはこちら 【このお店に関する過去の記事】 *2008年05月17日「もう1つあった!東村山の地ソース ~出会い編~」 ★お店や料理に関する記述は、訪問時における管理人・マサ本人の主観によるものであり、誰が行っても同じ印象を抱くとは限りません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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