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テーマ:●食べた物の画像♪(84872)
カテゴリ:韓国料理
調べ物やら書き物やらで、集中して仕事を頑張ったモノだから、終わった時には時刻は午後9時を少し回っていた。集中している時はそうでもなかったのだが、夕食を食べずに仕事をしたから、外に出ると急にお腹が空いてきた。
何か食べたいけど、ちょっと飲みたい気分でもある。だけど今月は飲みの予定が割と入っているから、財布のヒモは引き締めないと……ということで、いろいろと考えた結果、私は久米川駅南口の韓国料理店「韓亭」に行くことにした。私の頭の中での計算はこうだ。 瓶ビール(480円)を頼み、ツマミは「チャンジャ」(500円)か「ニンニク焼き」(500円)にする。そして軽く飲みながら、夕食として「カルビクッパ」(800円)を食べる。計1780円ナリ。飲みたい気持ちと空腹を満たし、なおかつ2000円を切る完璧な構成だな……自画自賛しつつ「韓亭」に入った私。 「ちょっと疲れ気味だからスタミナをつけるか」と思い、ツマミを「ニンニク焼き」に決定。瓶ビールとともに頼んだ。 店員さんが冷えたグラスとともに瓶ビールを持ってきてくれたので、早速グラスに注いで飲もうと思ったら、お店のママさんがやって来て……。 「これ、夏に塩漬けにしたキュウリをよく絞って、ニンニクと青唐で和えたモノ。よかったら食べて」 とツマミを1品持ってきてくれるではないか。うれしいなぁ。食べてみると、青唐が効いていて結構ピリッと辛い。だけど旨い。いやあ、ビールが思いのほか進んじゃうなぁ。 「ニンニク焼き」もすぐに運ばれて来た。味噌を付けて食べると……旨いなぁ。 でもまずいなよなぁ、瓶ビール1本じゃ済まなくなっちゃうよ。 と、そこにメインディッシュである「カルビクッパ」がやって来た。 「まずはお腹を満たすか」とスプーンでワシワシ……辛くて旨いねぇ。 カルビがまた柔らかくて旨いんだ。野菜もたっぷり入っているし、意外とヘルシーな料理だと思うなぁ。汗もいっぱいかくしね。 「カルビクッパ」を食べ終え、あとはゆっくりツマミを突付きながら飲むとするかな……と思ったら、アララ、瓶ビールが空だよ。ママさんに1品サービスしてもらったことだし、もう1本飲んじゃうかな。 てなワケで、1人で飲んでいると、座敷の奥に座っているご夫婦のヒソヒソ話が耳に入ってきた。 「ねぇ、あの人、マサさんじゃない?」 「お店の人に聞いてみようか?」 黙っていようかどうしようか迷ったけど、どうせわかることだからと思い、自分から「ハイ、私がマサです」と言ってしまった。 そこからなぜかこのご夫婦と一緒に飲むことになり、話が楽しいモノだから、ハイペースで瓶ビールを飲むこと、飲むこと。 お互いに食べるモノは食べているので、ツマミなし状態でビールを飲んでいたのだが、そこえママさんが現れ、こんな珍しい1品をサービスとして出してくれた。 ジャガイモチヂミだ。ハッシュドポテトみたいで、そのままでも旨いのだが、タレに付けるとさらに旨くなる。これはお店の定番メニューにするべきだと思うのだが、ママさんによると、ほかのチヂミと違い、意外につくるのが大変なのだという。 「今日は時間があったから、ちょっとつくってみたの」 うれしいなぁ。 これを読んでいる皆さん、私がこのブログを書いているからママさんがこんなにサービスしてくれると思っているでしょ。私も正直に言えば、「そうじゃないかなぁ」と思っていて恐縮していのだが、今回ママさんと話して、そうじゃないことがわかった。 ママさんは私がブログを書いていることを知らなければ、どんな仕事をしているのかも知らなかった。じゃあ、このサービスは何かと言うと、「常連さんへのサービス」であり、ママさんにとっては普通のことなのだ。 その証拠にご一緒したYさん夫婦もこのお店によく行くようになってから、韓国海苔などをサービスしてもらうようになったという。 もともと「ママさん、いい人だなぁ」と思っていたけど、今回のことがわかってますます好きになっちゃった。 ママさんのサービス、ブログ読者との遭遇という、うれしい誤算のお陰で結局、閉店近くまで飲んだ私。翌朝は少し頭が痛かったけど、何だか楽しい夜だったなぁ。 Yさんと奥さん、またぜひ飲みましょうね。 ママさん、ごちそうさまでした。 【DATA】 住所:東村山市栄町2-6-4 電話:042-395-2221 営業時間:午後5時半~深夜1時 【このお店に関する過去の記事】 *2005年02月26日「ほくほく温まる韓国料理」 *2005年05月20日「東村山冷麺選手権エントリーNO.3」 *2005年10月20日「総括!東村山冷麺選手権」 *2005年12月30日「温まりたいならやっぱり韓国料理」 *2006年03月03日「辛旨でホカホカするユッケジャンクッパ」 *2006年03月31日「一期一会かもしれない激旨のチヂミ」 *2006年05月10日「韓国料理を満喫!」 *2006年05月19日「ヘルシーで元気が出る参鶏湯」 *2006年05月27日「ハマッてしまう韓国料理のお店」 *2007年03月17日「不思議な縁と旨い韓国料理で楽しく一杯」 *2007年10月07日「軽く一杯のつもりがお腹いっぱい」 *2007年10月20日「初めて見るオシャレなブデチゲ」 *2007年10月28日「要前日予約の絶品料理」 *2007年12月12日「韓国料理通が認めた料理」 *2008年03月09日「〆はナント、カルビ石焼ビビンバ」 *2008年04月19日「旨い韓国料理で盛り上がったオヤジーズ」 *2008年08月03日「オーソドックスな韓国冷麺」 ★お店や料理に関する記述は、訪問時における管理人・マサ本人の主観によるものであり、誰が行っても同じ印象を抱くとは限りません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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