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テーマ:●食べた物の画像♪(84874)
カテゴリ:うなぎ
久米川駅南口の川魚料理専門店「はや幸」といえば、うなぎが旨いことで有名だが、このお店って「うなぎ専門店」ではなく「川魚料理専門店」だから、うなぎ以外に気になる料理があるんだよね。それは……
スッポン。 ほら、よく言うじゃないですか、「スッポン鍋はスタミナがつくし、美容にもいい」って。「どんなモノなのか、食べてみたいなぁ」とは思うものの……。 これですからね。「時価」ですよ、「時価」。1人じゃもちろん行けないし、2~3人でもちょっと怖いかなという感じがする。 でもラッキーなことに、知り合いがスッポン料理を食べるオフ会を企画。私も参加させてもらい、先日、総勢10人で「はや幸」を訪れた。 座敷に縦長に並べられたテーブルの上には、ガスコンロが3つ置いてあった。今回は3匹のスッポンをつぶしてくれるらしい。 ということで、まず出て来たのが……。 3つのお猪口グラスに入ったスッポンの肝と、3つのグラスに入ったスッポンの生き血。うーん、いきなりのディープインパクトに、参加者全員が「おおっ!」と仰け反ってしまった。生き血は回し飲みできるけど、肝は限定3人。でも、誰も食べたがらないんだよね。 「マサさん、記事にするんだから、食べた方がいいよ」 とみんなが薦めるから、1つは私がいただくことに。グラスを鼻に近づけると、何となく生魚のような臭いがする。みんなが注目する中、グイッと口の中に入れた私。「噛むと苦いよ」とお母さんは言ってたけど、噛まないと飲み込めない大きさだから、シッカリ噛んで、苦味を堪能させてもらった。飲み込んだあとは、すぐにビールを飲んだが、しばらく苦味は続いたね。 生き血の方は意外と飲みやすかった。というのも、生き血をそのままにしておくと凝固してしまうので、赤ワインで割ってあるのだという。その赤ワインがおそらく甘いのだと思う。変な生臭さはなく、少しとろみのある甘い赤ワインという感じ。 と、そこへメインのスッポン鍋が登場。パッと見、普通の鍋だけど、底にはたっぷりとスッポンが潜んでいる。お玉で探ると……。 出たぁ! ディープインパクト第2弾。これは見ての通り、スッポンの頭だ。鍋に入っているということは、当然、これも食べられるワケだ。うーん、肝は食べたけど、この頭を食べるのはちょっとイヤだなぁ。 それぞれ取り分けて、早速いただきま~す。まずはスープを……おおっ、旨い! お母さんは「水と塩だけで、あとはスッポンのエキス」と言っていたけど、信じられないくらい複雑で濃厚な味がする。強いて言えば、鶏のスープに近いだろうか。 スッポンの肉は、まさに鶏って感じ。肉の部分とは別に、プルプルのゼラチン部分もあり、確かにこのゼラチンはコラーゲンたっぷりって感じでお肌に良さそうだ。 スッポン鍋を堪能していると、「うなきキモ焼 上」が登場。ついさっき、かなり苦いスッポンの肝を食べたから、本来なら苦いはずの「うなきキモ焼 上」がやや甘くすら感じられた。 さらに「べんけい焼」の塩(写真上)とタレまで登場。贅沢なサイドメニューだねぇ。 勇気ある参加者が、スッポンの頭をキレイに食べたらしく、出て来た頭蓋骨を見せてくれた。スッポンというより、何だか恐竜の骨みたい。カッコいい頭蓋骨じゃないの。 他にも2人、勇気ある参加者がいて……。 結局こうなりました。これだけを見て、「スッポン食べたんだ」とわかる人がいたら、よほどの食通だよね。普通の人なら、「一体あんたたち、何食べたのよ!」と絶叫気味に聞くと思うなぁ。 〆は当然、雑炊。これは旨かったね。 おそらくこのオフ会の企画がなかったら、私はスッポンを一生食べなかったと思う。そういう意味では、「旨かった」とか「満腹」とか、そういうモノを超越した満足感でいっぱいになったね。まさに 「スッポン、食ったどぉー!」(よゐこ濱口調で) という感じ。ちなみにこれだけ食べて、瓶ビールをガンガン頼んで、1人7000円以下だったと思う。私にとっては、すごく貴重な体験だったよ。 【DATA】 住所:東村山市栄町2-30-38 電話:042-394-0805 営業時間:午前11時半~午後2時、午後4時~9時半 定休日:火曜 詳しくはこちら 【このお店に関する過去の記事】 *2005年07月04日「旨すぎる!絶品のうな重」 *2005年07月17日「うなぎとビール…至福のひと時」 *2007年08月24日「暑さも仕事の辛さも忘れる絶品のウナギ料理」 *2008年08月13日「東京のグルメが認めたうな重」 ★お店や料理に関する記述は、訪問時における管理人・マサ本人の主観によるものであり、誰が行っても同じ印象を抱くとは限りません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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亀からあんなに濃厚なスープが取れるなんて、オドロキでしたね。
ゼラチン質のところは風味が強くて旨かったです。 ホント、滋味がタップリって感じで、昔から珍重されて来た理由が分かる気がしました。 いい値段払いましたけど、貴重な体験でしたね。 頭蓋骨、一つお土産にもらいました。 甲羅を貰って行った参加者もいましたね(笑) (2008年10月24日 13時04分17秒)
どうも!勇気ある参加者です(笑)
いや~、改めて写真見ると・・・全くすっぽんの原型どどめてない骨格に驚かされますね! 首飾りとか作れそう(笑) さてさて、念願のすっぽんを制覇したことだし次回は・・・いなごオフでもやりますか!? 川魚じゃないけど・・・(^^ゞ (2008年10月24日 18時23分41秒)
まっすぃーさん、こんにちは。
>亀からあんなに濃厚なスープが取れるなんて、オドロキでしたね。 >ゼラチン質のところは風味が強くて旨かったです。 >ホント、滋味がタップリって感じで、昔から珍重されて来た理由が分かる気がしました。 うんうん、そうだよね。不思議な生き物だよね、スッポンって。改めて鍋にブチ込んで食べようと思った先人の偉大さに頭が下がるね。 >頭蓋骨、一つお土産にもらいました。 >甲羅を貰って行った参加者もいましたね(笑) いたいた。あの甲羅、どうしたんだろうね。粉にして飲むといいって言ってたけど、たぶん誰もそんなことしないよね(笑)。 (2008年10月25日 10時25分12秒)
うさぎの飼い主さん、こんにちは。
先日はお疲れ様でした。 >いや~、改めて写真見ると・・・全くすっぽんの原型どどめてない骨格に驚かされますね! ホント、あの骨格を見てスッポンとわかる人は、まずいないでしょうね。 >さてさて、念願のすっぽんを制覇したことだし次回は・・・いなごオフでもやりますか!? >川魚じゃないけど・・・(^^ゞ 東村山でいなごなどの虫を出すお店ってあるのかなぁ? あればオフ会、やってみたいですね(笑)。 (2008年10月25日 10時27分16秒)
マサさん
>東村山でいなごなどの虫を出すお店ってあるのかなぁ? あればオフ会、やってみたいですね(笑)。 ----- こんなのがありました。 http://hachikokuyama.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-b69d.html 昔、田んぼの近くで育った地元人のうちの妻は、捕って食べるのを見た覚えがないと言っております。もともと田んぼが少ないので、イナゴ食文化はなかったのかな。 あとは他県の郷土食のお店を探すしかないのかな。 (2008年10月26日 12時18分08秒)
あれ?
いなごオフは半分ジョークだったんですが、どうやら伝わらなかったようで・・・(^^ゞ いなごは「はや幸」のメニューにありますよ。 あの時その場にいたほとんどの人が食べたことあってちょっと盛り上がってたんですが、、、 大勢いたし、マサさんまで聞こえなかったのかもしれませんね。他に蛙なんかも気になりました。 それと、もう一つ盛り上がったのが昔の炉端焼きの定番、すずめ。 すずめはさすがにこの辺では聞かないですね。。。 今もやってるとこあるのかな。 (2008年10月27日 15時35分35秒)
通りすがり♂さん、こんにちは。
>昔、田んぼの近くで育った地元人のうちの妻は、捕って食べるのを見た覚えがないと言っております。もともと田んぼが少ないので、イナゴ食文化はなかったのかな。 >あとは他県の郷土食のお店を探すしかないのかな。 この辺ではイナゴを出すお店、あまり聞かないですよね。あったとしても、それをウリにしているところはないかも…。 (2008年10月30日 09時49分14秒)
うさぎの飼い主さん、こんにちは。
そりゃもちろん、ジョークだと思ってますよ(笑)。 >いなごは「はや幸」のメニューにありますよ。 >あの時その場にいたほとんどの人が食べたことあってちょっと盛り上がってたんですが、、、 エエッ、そうだったんですか? 気付かなかったなぁ。「灯台下暗し」とはまさにこのことだね。 >それと、もう一つ盛り上がったのが昔の炉端焼きの定番、すずめ。 >すずめはさすがにこの辺では聞かないですね。。。 >今もやってるとこあるのかな。 すずめは私、食べたことあるんですよ。でも確かに東村山では聞かないかも。 (2008年10月30日 09時51分45秒) |