東村山グルメ日記

　昨年、大きな話題を振りまいたあのキャンペーンが今年も、今日４月１日から始まる。
　そう、「黒焼そば食べ歩きキャンペーン」だ。
　まあ、まずはポスターを見て欲しい。



　ナント今回は、あの「アサヒビール」が協賛するのだとか。凄いねぇ。
　食べ歩いてポイントカードにシールを張るスタイルと、シール５枚で「国産野菜果実中濃ソース」、１０枚でさらに「ポールスタア全商品のうち、好みの商品を１つ」というプレゼントは昨年と同じなのだが、今年はシール１０枚を集めたら応募できるＷチャンスのプレゼントが変わった。

＊２万円分旅行券……５人
＊アサヒビール神奈川工場での鮮度実感ツアー招待……１５組３０人

　何だか昨年よりグッと豪華になったじゃないですか。凄いねぇ。

　しかし何より凄いのが、ポスターに書いてある参加店数。４月１日現在で１１１店なのだとか。昨年が６０店あまりであることを考えると、ほぼ２倍だ。しかもキャンペーン期間中も参加店は増えるだろうから、昨年の倍以上になることは間違いないだろう。

　このキャンペーンを企画した「ポールスタア」の桜井憲一社長に話を聞くと、今回は参加をお願いする過程から反応が違ったという。

「前回も快く応じてくれるお店が多くて驚いたのですが、今回は『来てくれるのを待ってたんだよ』とか『どうしてウチには話が来ないんだろうと思っていた』というお店が多くて本当にビックリしました。皆さん、東村山という街を盛り上げたいという気持ちを持っているんですよね」

　いやあ、凄い！　でもこの盛り上がり、実は予感はあった。というのも前回のキャンペーンは昨年の８月３１日で終了したのだが、終了後も幟を立て続け、黒焼そばをメニューとして出していたお店が多かったからだ。



　今回もこんな感じで、キャンペーンが始まる前から新しい幟を出しているお店もある。何だか各飲食店のヤル気を凄く感じるんだよね。

　ヤル気と言えば、今回のキャンペーンに新たに参加する東村山駅東口のラーメン店「まるみ」は、幟こそ出していなかったが、３月末からこんな看板を出していた。



「黒ソースつけ麺」（７７０円）だって。いやあ、考えたねぇ。しかも「東村山黒焼そばソース」と「東村山停車場ワイン」を使った豚骨醤油つけ麺なのだとか。いやいや、これは要チェックだよ。
　要チェックなのは他にもあって、久米川駅北口の寿司屋「ダイヤ寿司」では、若大将のブログ記事によると、「スシどりあ」を出すらしい。一体どんな料理なんだろうか？　これも楽しみだ。

　今回キャンペーン参加予定の１１１店の料理はどれも楽しみで、今年こそ全店制覇をしようと無謀なことを考えている私だが、参加店の中でも注目しているのは以下のお店だ。

＊秋津の中華料理店「上海酒家　好（はお）」
＊久米川駅南口の沖縄料理店「美・ちゅら」
＊久米川駅南口の中華料理店「笑顔（にこ）」
＊西武園のカフェバー「ｉｌｌｕｍｉｎａｚｉｏｎｅ（イッルミナツィオーネ）」
＊鷹の道沿いの寿司屋「しげ老鮨」
＊武蔵大和のうどん店「石庭こまち」
＊東村山駅東口のそば屋「ますも庵」

　黒焼そばソースを使ってどんな料理を出してくれるんだろう？　凄く楽しみだ。


　桜井社長によると、今年はこのキャンペーン以外にも「黒焼そば」はいろんなところで登場するのだという。
　すでに「たま黒焼きそば２０１０」というイベントを開催中だし、お好み焼きチェーン店「道頓堀」では「海鮮ブラックチャーハン」を販売。また昨年は千葉マリンスタジアムで黒焼そばを販売したのだが、今年は西武ドームでも販売しているのだという。

　さらにさらに４月中にコンビニエンスストアの「ローソン」で黒焼そば弁当が発売され、８月には同じくコンビニエンスストアの「サークルＫサンクス」が弁当として発売するのだとか。す、凄すぎる！
　今年は「東村山の新名物、黒焼そば」が一気に認知されそうな気がする。

「そう思うでしょ。今年、大いに盛り上げて、その勢いでぜひとも来年あたり、『Ｂ－１グランプリ』に参加したいと思います」

と桜井社長。渡部尚市長もこのキャンペーンを応援しているというし、「Ｂ－１グランプリ」出場は夢じゃないと思うなぁ。



　昨年もこの幟を街のあちこちで見かけたけど、今年はさらに嫌と言うほど見かけるんじゃないだろうか。
　皆さんもぜひ「黒焼そば食べ歩きキャンペーン」、積極的に参加してみてください。この街をみんなで元気にしましょう。


　ちなみに昨年、私が食べ歩いたお店はこちらの記事で総括しているので、参考にしてみてください。



★お店や料理に関する記述は、訪問時における管理人・マサ本人の主観によるものであり、誰が行っても同じ印象を抱くとは限りません。