なかなかイケる“地ソース”
先日、東村山の“地ソース”である「ポールスタア」を紹介したところ、このブログ始まって以来の反響があった。私自身、とてもうれしく思うのだが、中には「どういう会社なのかとか、社長の人柄はよくわかったけど、肝心のソースの味はどうなんだ?」と思った人も多いハズ。そこで私は「ポールスタア」のソースをいろいろと試してみました。 というワケで今回は、“地ソース”の実食リポートをお届けする。 まずは「中濃ソース」を西友で買ってきたエビカツとクリームコロッケにかけてみた。私は普段は「おたふくソース」を愛用しているのだが、それと比べるとソースはサラッとしている。色は少し明るい茶色。食べると、甘さとともに酸っぱさが感じられる。酸っぱさと言っても、梅干のような酸っぱさではなく、果物の爽やかな酸味だ。そして後からスパイスの辛味が来る。甘い味のクリームコロッケにはうまく合っていて美味しかった。 続いては「とんかつソース」を同じく西友で買ってきたロースカツにかけてみた。「ポールスタア」の桜井憲一社長によると、一般的に「中濃ソース」と「とんかつソース」の違いは粘度(つまり、とろみのこと)だけで、「とんかつソース」の方が粘度が高いのだという。「ただ、ウチは『とんかつソース』の方にはリンゴを入れて、粘度だけでなく中身でも違いを出してます」(桜井社長) 食べてみると、これは旨い! ソースでトンカツの味がココまで変わるとは思わなかった。千切りキャベツにかけても旨い。これは定番で置いておきたい一品だ。 さてお次は「しょうが焼のたれ」。豚肉を塩・コショウで炒めて皿に盛り、その上にドボトボとかけてみた。擦った生姜がドバドバ出てきて、いい香りが立ち上る。食べると、確かに生姜焼きの味になっている。これは料理がラクでいいや。タレの染みた千切りキャベツと豚肉を一緒に食べると、これがまた旨いんだ。このタレ、他にもいろいろと使えそうだ。 実は先日のインタビューの際、まだ発売されていない使いきりタイプのステーキソースをいただいた。そこで早速「ガーリックステーキソース」を試してみた。特売で買った250グラムのステーキをミディアムで焼き、その上にドバッとかけてみた。細かく刻んだガーリックがいっぱいステーキにかかり、見た目はかなり美味しそう……なのだが、香りがあまりしない。食べてみると、こんなにガーリックが乗っているのに、ガーリック独特の味があまりしない。 うーん、どういうことだろう。 このことを素直に書いて桜井社長にメールしたところ、「早速今チェック致しましたところご指摘の通りなので、発売までに修正致します」との返事が来た。この素早い対応に、かえって私は恐縮してしまった。8月1日の発売が楽しみだ。 カミさんは「おろしステーキソース」を試してみた。桜井社長が言っていた通り、ステーキソースをかけると大根おろしがこんもりと肉の上に盛り上がった。こんなことは他のおろしステーキソースではあり得ないことだ。味の方もカミさんいわく「これは美味しいわ」とのこと。私も1口食べてみたが、旨かった。 人それぞれ好みがあるだろうが、「ポールスタア」のソースは他社のモノと比べてもなかなかイケると思う。しかも無添加だから安心して使える。 つい先日、久米川のスーパー「あまいけ」に行った時に探したら、こんなに「ポールスタア」の商品がまとめて置いてあった。売っているところは少ないけど、機会があれば地元のソースをぜひ一度、試してみてください。【DATA】住所:東村山市久米川町3-28-2フリーダイヤル:0120-59-7110電話:042-395-0554ホームページはこちら