費用便益は今いくつ?
昨年5月30日に行われた東村山駅西口の再開発計画についての説明会以来、パッタリ聞かなくなった「費用便益」という言葉と「3.95」という数値(詳しくはこちらとこちらの記事を参照)。 まあ、簡単に言えば、東村山ヒルズができれば、その後47年間で、その建設費用64億8900万円の3.95倍にあたる約256億円の経済効果がある……という予測の数値だ。 この試算そのものにもかなりの疑問があるのだが、昨年11月に武蔵村山市に大型商業施設「ダイヤモンドシティ・ミュー」がオープンしても、この数値はそのままなのだろうか? そんな疑問を抱いていた矢先、読者の方から興味深いメールが来た。それによると、西武鉄道は2011年の開業を目指して所沢駅周辺の大幅なリニューアルをするという(詳しくはこちらを参照)。 そしてもう1つ、三井不動産が2008年春のオープンを目指して入間市にアウトレットパークを建設するという(詳しくはこちらを参照)。 これらができてもまだ、東村山ヒルズの費用便益は3.95もあるのだろうか? 気になったので東村山市のホームページを見たら、やはり「費用便益」という言葉も「3.95」という数値も見当たらなかった。 そう言えば以前は盛んに「西口再開発事業が完成すれば、東村山市全体が活性化する」と話していたが、今は「西口商店街が活性化する」と大幅にトーンダウンしている。 この「費用便益3.95」を信じて推進派となった市議の方もいるハズ。その数値が今どうなっているか、気になりませんか? もし数値が低くなっているとしたら、それでも「東村山ヒルズは必要だ」と言い続けますか?◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆【東村山ヒルズ問題を簡単に知りたい人は】こちらをクリック!【東村山ヒルズ問題に関連するブログ】*「みんなで決めよう!東村山駅西口再開発」*「はてなのゆりさん」*「なんとかしようよ!東村山」*「テッタの日記」*「日常の非凡☆心理って!日記」*「東村山びっくり広場」*「スナネド地下」*「東村山・福田かづこのビックリ報告」*「100メートルビルの被害を考える会」【東村山ヒルズに関する過去の記事はこちら】