黒猫「体でぶつかれ反骨精神」

2015/12/25(金)16:21

今日の狗鷲軍団!! 対千葉ロッテ(最終戦)

 ●東北楽天3-9千葉ロッテ(コボスタ宮城 21,135人)     -延長11回-    -対戦終了-(千葉ロッテ13勝12敗)(勝)涌井(15勝9敗)                                                          (敗)相沢(1敗)千葉ロッテ 涌井、内-田村、吉田                                                       東北楽天 則本、永井、武藤、入野、福山、小山伸、松井裕、相沢、西宮-嶋 東北楽天は延長の末敗れ、借金26でシーズンを終えた。3-3の十一回、1死満塁から8番手相沢が押し出しの四球を与え、鈴木の右中間2点打で計3点、9番手の西宮も3点を奪われた。打線は同点の六回にウィーラー、フェルナンドの適時打で勝ち越したが、4番手入野がつかまり追い付かれた。  ロッテ先発涌井は10回3失点で15勝目を挙げ、リーグ最多勝利のタイトルを獲得した。 東北楽天の則本が2年連続で最多奪三振のタイトルを手にした。5回を投げて六つ奪い、自己最多のシーズン215奪三振。「ことしも取れるとは思っていなかったのでうれしい」。10勝11敗と3年目で初めて負け越したシーズンだったが、「1年間投げ抜いたご褒美」と表現するタイトルをがっちりつかんだ。  要所で三振を奪った。三回2死二塁で今江にフォークボールを振らせ、四回1死一、三塁のピンチでは三木、田村(青森・光星学院高出)を連続三振に仕留めた。  今季限りで退団した酒井2軍監督が「ピンチで三振が取れる」ことを好投手の条件に挙げていたように、背番号14は走者を背負ってからギアを一つ上げる投球で、窮地を脱した。  今季は常に黒星が先行する苦しい戦いだった。「勝ち越さなければ先頭に立っている意味がない」。自らのふがいなさにいら立つこともあったが、自身初の防御率2点台で、年間を通して先発ローテーションを守り抜き「1年間投げられたことは収穫だった」。入団から3年連続2桁勝利に、2年連続での奪三振王。杜の都のエースは進化を続ける。 東北楽天で一時代を築いた2投手が、慣れ親しんだ本拠地のマウンドとファンに別れを告げた。今季限りでの引退を表明していた永井と小山伸。それぞれ9年間と19年間の現役生活に終止符を打った。 ◎永井、涙の直球 三振奪う  六回、永井が先発則本の後を継いで登板した。代打で出てきた東洋大の1学年後輩の清田を得意のカーブを交えて追い込み、4球目の135キロの直球で空振り三振を奪った。  初勝利時もバッテリーを組んだ同期の嶋と抱き合うと、涙があふれ出た。2009、10年に2桁勝利を挙げた、かつての先発の柱は「けがから復活した姿を見せられなかったのが一番の悔い。記録より記憶に残る選手になっていたら、うれしい」とファンに語った。 ◎小山伸、最後も半袖で力投  3-3の九回という緊迫した場面で、トレードマークのサングラスに半袖姿で登場したのは小山伸。先発涌井の最多勝タイトルが懸かるとあってロッテも真剣勝負。代打高浜に2球目の133キロ直球を振り抜かれ、右中間二塁打を浴びた。  ベンチに戻るとタオルで顔を覆って涙した。08~12年に5年連続50試合登板した救援陣のまとめ役は「故障なんかしないと思い、腕を振り続けたが、故障には勝てなかった。強い体に産んでくれてありがとう」と両親に感謝した。(河北新報) 今シーズンもお疲れ様でした今年ほど、試合を観ないシーズンはありませんでしたねw

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