黒猫「体でぶつかれ反骨精神」

　東北楽天は２８日、６選手と仙台市の球団事務所で契約更改交渉を行い、来季の契約を結んだ。福田将儀、フェルナンド両外野手の新人２人が年俸アップを勝ち取り、他の４選手は現状維持だった。
　今季６７試合に出場した福田は昨季より８０万円多い年俸１０８０万円で更改。「守備と走塁はある程度できた。１年間戦える体力をつけたい」と来季を見据えた。３９試合出場のフェルナンドは６０万円増の８６０万円。「持ち味のフルスイングやハッスルプレーが評価された」と笑顔を見せた。
　下妻貴寛捕手は６００万円でサイン。打撃面を課題に挙げ「打てる捕手を目指す」と語った。今季プロ初登板を果たした大塚尚仁投手は５７０万円。来季は１０試合以上の出場が目標で「戦力になりたい」と意気込んだ。
　中継ぎで今季８試合に登板した浜矢広大投手は１０００万円。「来季は１年間、先発ローテーションに入るのが目標」と飛躍を誓った。８１０万円で更改した相原和友投手は、課題の制球難を克服しようとフォームの修正に取り組んでいるといい、「チームの勝利に貢献したい」と述べた。
（金額は推定）