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もう別になにかときめくようなことは有りはしないのだろうけど、
また来ちゃった。名古屋。忘れ物たくさんしちゃって無駄出費はあったものの無事到着。 ホテルは奮発してツインルームのシングル使用にしちゃった。 ライヴに出かけようとしたら、ロビーでバンドマンの方が打ち合わせみたいなことをしてたのだが、 …あれは! 浅井健一さんだ(AJICO、SHERBETS その昔はブランキージェットシティ)!! 今夜はTOKUZOで、大友良英ニュージャズオーケストラ。 チケットは売切れで当日券もでなかった。 TOKUZO(得三)は、今池にある雰囲気のいい飲み屋さんのライヴハウス。 でもこの夜は、詰められるだけ詰め込んで、との思惑が感じられ、案の定、全立見で超満員。 災害時には間違いなく多数の犠牲者が出そうな、満員電車なみの動員である。 つづく… ------------------------------------------------------ 十数分遅れての開始。 立ち続けて待ってた周りの若い子たちは、メンバーが登場すると前のめりになって見入っている。 前方にとても背の高い男の子が2人いて、それだけでいっこも見えない(笑)。 そんだけ客同士が密接してたのだろう。 やがてほんの一瞬ずつ、チラッチラッと見えるようになる。 TOKUZOは、ワタシがいつも東京で見ているバンドをあらためて聴きにくるライヴハウス。その地元のお客さんたちの反応も楽しめる。 なんともいえないアウェイ感が、心地いいんだか悪いんだか(笑)。 音が文字通り「ハコ」の状態で聴こえてくるカンジが好き。 小さな音が外に飛ばないし、収まって聴こえてきて気持ちいい。 カヒミ・カリィさんが登場すると周りの若い子たちから感嘆の声。「ほんっとキレイ」 明らかにスタッフではない、カメラでMovie撮ってる子や、フラッシュたいて写真撮ってるオヤジとかいたけど、あれっていいのか???宇波拓さんがものすごい睨んでたけど…。 「クライマーズ・ハイ」がいつにも増して美しかった。全部の音が、ハコ状態で収まってバランスよく聴こえてきて、うっとりするぐらい。 ワタシの周りに居た女の子たちにも大好評だった。 床に根付いてしまいそうな足は、ライヴが終わってからもしばらく利かなくて、脇にあるフライヤー棚のところでしばらくフライヤーを物色していた。 狭い狭い階段のほうへ、およそ250人以上は居ると思われたお客さん達が向かっている。階下ではCDなど売っていて、そこにもたくさんの人が集まってた。 なんと雨が降っていて、ワタシは傘を持っていなくて。 たぶんこの場所に居るであろう会いたい人とは顔を見ることさえできず。 あきらめて、冷たく雨が降る中をホテルに戻る。お腹すいたなぁ。 バカなことにそれでも小さい小さい期待をしたために、待機のつもりで(笑)、ネットvideoで松尾スズキ監督の映画「恋の門」を選び、デートコースペンタゴンロイヤルガーデンの「S」が使われているシーンを探しつづけ、朝を迎えてしまった。 あのとき聴いた「S」は、あのときの気持ちにあまりにも似合いすぎ。 .・:☆.:・. :.*.::. .:・:.*:.★~.::.*. 曲目・・・(一部、大友良英さんのブログを参考にさせていただきました) 1)Out To Lunch 2)Hat And Beard 3)Lost In The Rain 4)Climbers Hight Opening 5)Something Sweet, Something Tender 6)Gazzelloni 7)やわらかい月 8)Stright Up And Down ~真夜中の静かな黒い川の上に浮かび上がる白い百合の花 encore)EUREKA ~ Climbers High Ending .・:☆.:・. :.*.:..:・:.*:.★~.::.*. 大友良英ニュー・ジャズ・オーケストラ are 大友良英(g) 石川高(笙) Sachiko M(サインウェイヴ)カヒミ・カリィ(Vo)水谷浩章(B) 大蔵雅彦(sax,Bass-cl,Tubes)津上研太(alto-sax)アルフレート・ハルト(Tenor-sax,Bass-cl) 芳垣安洋(Ds,Tp)青木タイセイ(Tb,bamboo-flute) 宇波 拓(Computer&objects)高良久美子(Vib)近藤祥昭(sound) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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