池袋までライヴ聴きに来ました。
今日は、林栄一さんのセッションです。
チャーリー・ミンガスやセロニアス・モンク、
オーネット・コールマンをふんだんに。
セカンドの1曲めが林さんの「brother」。
それだけがオリジナルだったような。
林さんのサックスの音の塊が凄い圧をかけてきて
のっけからワタシ顔がヘラヘラしてたよなキガスル!
今週2回目の「Goodbye porkpie hat」は、
佑成さんの溜めのピアノに林さんの艶サックスが夕闇の色彩を纏って
たまらなくダーティーな逸品でした。
落合さんはお会いしたことはあれども演奏は初聴き。
指裁きが小気味いい、丁寧なアドリブが印象的。
全体、林さんのアルトを持ち上げてるというより
3人がそれぞれの個性を魅せながら丹念に組み立てて
林さんのアルトを前に押し出してるような、
それがヤバいぐらいにドラマティックな品揃えでワクワクが止まんない。
これから、を想像させる、ある意味コンフィデンシャルなセッションでした。
帰り、馴染みのお客さん対応に忙しい店主に
「ごちそうさまでした」を何度も言ったあと(きこえてなかったみたいだけど
)
たまにお会いする昔からの女性客が手を振ってくれて
、
以前の何度かここと角打ちでお会いした、
若手ギタリストのかたがご挨拶してくれて
、
林さんが「ありがとう!」と仰って下さって
、じわじわとうれしい夜でした。
林栄一(sax)
高橋佑成(pf)
林ライガ(ds)
落合康介(b)