カテゴリ:la musique
2週間ぶり(驚愕!)の生音は、後藤篤カルテット、場所はなんと池袋バレルハウスです。
このバンド、聞けば過去に、 お客さん少ないのでバレルハウス出入り禁止になっちゃったそうなんですが、 後藤篤カルテット歴まだたった2年の新参者であるワタシが見るに、新宿ピットインやアケタの店での様子からは、そんな出禁になるほど集客ないかなぁ??とギモンに思っておりましたw。 今夜は予想通りお客さんいっぱい♪特に女性客が♪ 2週間もライブに行ってないものだからちょっと緊張していたワタシは、生ビール2杯めに手を出してすっかりほろほろ酔い。 久々に体感する生音は、ダークで痛烈、爽快で軽快。本当に気持ちよかった。 冒頭演奏された『三陸ファイトソング』。 後藤篤さんが紡ぎだす明瞭なタンギングの美しさに圧倒されました。 そういやワタシが一番最初に後藤さんのトロンボーンに感動したのはこのタンギングの美しさだったなぁと、2年前初体験したこのバンドのライブを思い出したり・・・。 ワタシの環境があの日のままだったら、と、もうどうしようもないことを思ったりw。 幹雄さん、椅子こわしちゃった?ほどの熱演w。 彼のピアノの音の球が次から次へ飛び込んでくるのは、どこで聴いてもいつ聴いても圧巻なのですが、今夜のバレルでの身体全部を使ってのパフォーマンスも刺激的でした。 ベースの岩見さんは、エレベみたいな分厚さとウッドベース特有の深みを伴う重厚な音が魅力的。今日もウッドの鳴りがめちゃ良かったぁ。 スタイリッシュなフォルムでどんな曲でも必ずスパイスを利かせてくれる服部さんのドラムは、ドンピシャのキマリ具合にホレボレします。「自分、不器用ですから」なんてことが全く全然微塵もない、かといって器用と片づけるにはあまりにも軽い。技術だけではないセンスの良さと、それを無理なく(そう見える)披露できるというのは、人となりがそうさせるものではないかとも思うのです。個人的には、シンバルを刻む右指の動きの細かさと、スネアに財布のっけるところがスキw。 最後の盛り上がりを約束してくれるように『テネレの樹』の迫力は素晴らしいものでした。 何度も聴いてる構成なのに都度異なる高揚と感激が発生する。 4人の引き出しの多さと感性の多様さが成せる技! これまできっとたくさんの変化があって、きっとたくさんの改善があって、長い間かけて現在の後藤篤カルテットがあるのでしょう。 これからも予想できないような意外な変化があるのかもしれません。 その経緯をできるだけたくさん覚えておきたいな。 マスターもお客さんいっぱいで嬉しかっただろうな。 また後藤さんのカルテットがバレルハウスで演ってくれる機会がありますよう。 そしてそこにワタシも居られますように。 *************************************** 後藤篤カルテット are 後藤篤(tb) 石田幹雄(pf) 岩見継吾(cb) 服部正嗣(dr) 写真がまたまたボケボケボケー!へたくそ写真選手権。 いつもバレルでお会いする方が一緒に聴いてくれて、いっぱい興味深いお話が聞けてほんと楽しかった。 お話が興味深く面白く飽きないっていうのは人気の秘訣。 そんな人たちがワタシと接してくれるということは真に幸せなことです。 ワタシは外見内面ともに人に好かれにくいので店にもアーティストその周辺にも評判は良くない(らしい)けど、一方、ワタシにまっすぐに接してくれる人たちがとてもとてもとても嬉しくありがたい。 日々仕事で他人の機嫌をうかがわなければならず、休みの日まで知人たちの機嫌をうかがいながら過ごす中に、その分ほかの楽しく優しい知人たちに癒され助けられていることを絶対に忘れないようにしよう!もちろんワタシに厳しい人とも距離を置かずキチンと受け止めるように自分を律していこう! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018/10/21 03:21:35 PM
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