吉田さんのバリトンサックスの音が好きだ。
バンドの中では割りとピギャーっ毛を出すことも多いけど、
ホントに美しい単音でメロディーを奏でるのを聴いてると、
ただ単に技術的なものだけではない何らかが働いてる感じがして、
ひきこまれっぱなしになってしまう。
SOLOはそのひきこまれるには申し分ないシチュエーションw。
深みのある低音と透明感のある高音、
循環奏法も倍音も時おり混ざる歪みも、分厚くてしっかりと響いてくる。
みぞおち辺りに震えをもたらす不思議な気持ち良さ。
今日は少々の鳴り物とバスフルートも。
しかしバリトンサックスが主で、
この楽器に備わる魅力を存分に聴かせてくれた。
なんと今日は移送時に楽器のケースのストラップが破損して
楽器が曲がっちゃったのだという。
ヤナギサワのぴかぴか代替楽器で、頑張ってくださいました。
毎年一回演ってるというソロ、去年に引き続き今年も聴けたことは幸運♪
ソロでの録音の話も出て楽しみだなぁ!!