2006/06/18(日)10:08
『ジゴロ』中山可穂著読みました+「シークレット・ウィンドウ」再見。
中山さんにしては明るい雰囲気を持った短編集でした。
『弱法師』や『花伽藍』などを読んだ直後だと、ちょっと物足りなく感じられるほど。
でも著者本人が文庫用あとがきに書かれているように
いつもいつも身を切られるような切なさに焦がれていては
こっちの身が持たないよなあ…と確かに思います(笑)
中山可穂さんは先日長編『ケッヘル』上下巻(文芸春秋)を刊行されたばかり。
早速図書館にリクエストを出してきたけれど…早く読みたい
待ちきれなくて、購入してしまうかもしれない☆
今年はモーツァルト生誕250年目の年にあたるのだとか。
これは今年中に読まねばなるまいよ~と思ってます。
ジョニー・デップ観たさに「シークレット・ウィンドウ」をDVD鑑賞。
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映画館で観てるので物語のオチは知っているものの
こうして改めて観ると意味深な台詞のなんと多いことよ~。
DVDだとドキュメンタリーやインタビューなどが特典映像として
含まれているので、自分では気づけなかった部分まで解説してくれる…。
「そ、そういう意味だったのか!」と今頃気づけた部分もありました(笑)
物語としては曖昧な部分を余韻として残した原作の方が好みかも、と思いましたが
映画だとそれでは物足りないのかもしれないですね。
後半、どんどんジョニー・デップ演じるモートンが壊れていく場面が好きです。
ジョニー・デップの演技が好きだ。
ぎょえーと思うシーンもある映画ですが、ジョニー・デップが出ているならばと
観てしまうんだなあ…