2010/05/17(月)15:47
「パリより愛をこめて」観てきました。
「この映画中だけで、トラボルタ演じるワックスは何人撃ち殺しちゃっているんだろう…。」
と、思わず最初から観返してカウントしたくなる衝動に駆られます。
冗談はさておき。
久々に途中で飽きさせない、サスペンス・アクションものを観たなあ!って思いました。
大抵は銃撃戦が続くと感覚が麻痺してきちゃって、
物語から気持ちが離れてしまったりするのですが、この映画の場合は
悪役すれすれのトラボルタの破天荒ぶりがジョナサン・リース・マイヤーズ演じる見習い捜査官の
通常人としての感覚をどんどん鈍化、もしくは破壊していく過程に飽きさせないものがありました。
トラボルタのこういう役回り、凄みとコミカルな感じがいい具合にブレンドされていて好きだなあ。
アクションシーンとの緩急のつけ方とか、観る側の緊張感を持続させる話の運び方など
良かったなあ!面白かったなあ!と思います。
難を言えば、真相が明らかになった後、一応の決着はつけられるものの、
犯人の思想というか犯行理由というか、はっきり提示されなかったことで
何だかうやむやにされてしまったような印象が残ってしまいました。
…それとも柊の読みが浅いだけで、そこまで追求しなくてもいいものなのかしらん。
パリが舞台ということで、観光気分で観られるか?なんていうふうにも期待してましたが
展開が早く、主役コンビを追いかけるのに必死でそれどころではなかったです。(笑)
このコンビはなんだかまた別の事件で観てみたい気もします~☆
*映画の公式HPは→こちら
これからこの映画をご覧になられる方は、公式HPのトリビアを読んでから観に行くのがお薦め。
知ってから観に行くと、より映画を楽しめるかもしれません
但し!映画好きを自負する人は読まずに行くのがお薦め。
自分で気がついて「ふっふっふ。」とほくそ笑むことが出来たら◎です。