2010/06/03(木)17:20
「オーケストラ!」観てきました。
映画のおいしいところはすべてチャイコフスキーがさらっていった!という感じかも(笑)
もっといろんな曲が、演奏シーンがたくさん盛り込まれているのかなあと思ったけれど
それは最後のシーンに集約されていたみたいです。
ロシア語、フランス語の台詞の応酬って迫力あるなあ…と思いました。
ドストエフスキーの小説を読んだ時、ロシアの人は普段からこんな風に
熱っぽく、(血管が切れちゃうのではと心配になるほど)檄を飛ばすかのように
語るのか…?と疑問に感じたのですが、妙に納得がいった…。
寒い国の人はきっと体が温まるよう、かっかと話すのが好きなのに違いない☆
ところどころ笑いが起きるのは“のだめ”風?
けれど終盤の演奏シーンではもう曲想に惹き込まれてしまって、
うるうると涙腺が緩んできてしまいました。
寄せ集めの楽団員それぞれが強烈な存在感を示していて、
こういう人達をどうやって一つにまとめ上げていくんだろう?なんて思うのですが
音楽の力、それがもたらす奇跡はすごいです。
「イングロリアス・バスターズ」に出演していたメラニー・ロランがソリスト役で登場。
楚々としていて、とてもきれいな表情を魅せる女優さんだなあと思います。
*映画の公式HPは→こちら