ひいちゃんにっき(発達障害とともに・・・)

作文 ぼくの人生こんぺいとう


平成21年度 人権作品コンクール 小学校作文の部 最優秀賞

ぼくの人生   国府小学校6年 河上 光

 僕には、「発達障害」というものがあります。障害ではあって病気ではありません。 これは生まれた時からある物なのです。ちなみにぼくの障害名は、「ADHD(注意欠陥多動性障害)」と、「高機能自閉症」です。他にも発達障害の内には「LD(学習障害)」や、「アスペルガー症候群(略してアスペ)」、さらに「自閉症」などあります。

 僕に障害があるとわかったのは、2歳9ヶ月の頃です。しゃべり始めが遅く、不思議なことばを言っていたらしいし、走り出したら止まらないので、障害にくわしいお医者さんにみてもらったようです。そのとき「ADHD」としんだんされたようです。不思議な言葉のことは、「あ、宇宙語ですね」と言われたそうです。一年生の時、「高機能自閉症」としんだんされました。

 小学校に入ってからいじめが多くなりました。からかわれている事もありました。しかし幼いころは遊んでくれているんだと思っていました。でもそのうちいやがらせだと分かりました。「ガイジ」とも呼ばれました。悲しかったです。泣いて帰ることもありました。
そんな時お父さんは、

「発達障害を持っていることは悪いことではない。悪いのはいじめることだ」

と言ってくれました。確かにそれが分かった気がします。発達障害にもいい所があると分かりました。興味あることに集中やひらめいたり、熱中しています。パズルやマンガ作り、テレビ「IQサプリ」は大得意でした。なんでも夢中になると、周りの様子が分からなくなることが欠点ですが、これは作用の中に入れておきます。僕がまだ小さい頃、何かに夢中で、線路に座り込んでいたらしいです。でも、ご近所の人がぼくを家まで送ってくれたらしいです。

 3年生になった時、初めてぼくの障害名を聞きました。テレビを見て、(発達障害の)「ぼくはどれ?」とお父さんに聞いたらしいです。聞いた時は大したリアクションではありませんでした。しかし聞かれたお父さんはなんと言おうかとドキドキしていたらしいです。

 友達と遊びたいけど、どんなふうに話しかければいいか、どう反応すればいいか分からないから、友だちとケンカになったり、友だちを泣かせてしまったり、そういうことをしたことがあったけど、僕は友達がたくさんほしいです。

 4年生の時、仲の良いクラスの友達と、どうすれば友だちが増えるのか相談しました。そして、みんなに手紙を書こうと決まりました。夜まで書きました。数日後、みんなに手紙をわたしました。内容は、「ぼくは、『ADHD』と、『高機能自閉症』という発達障害を持っています。・・・・」みんなの反応はというと、内容を分かってくれて、友だちになってくれた人もいたけど、逆に、手紙を返したり、破っていたり、いじめがエキスパートしたり、いろいろでした。これを聞いたお父さんは、「お前は勇気がある」と言ってくれました。

 お父さんは、発達障害のある子どものことを「こんぺいとうキッズ」と呼んだりしています。色も形も色々で、いい所苦手なところのでこぼこがいっぱいあるけど、そこがまたみりょく的だからこんぺいとうなのです。

 ぼくは聞いただけで何をするかは苦手ですが、目で見て何かをするのと、パズルや迷路は大得意です。忘れっぽいですが、思い立ったらすぐに始める行動力があります。運動は苦手ですが、ちょうせんする心はあります。

 発達障害のない人たちへ、発達障害の人に「かわいそう」や「かわっている」など言わないで下さい。その人が悲しんでしまいます。

 発達障害がある人たちへ、あなたのところでいじめはありますか?いじめは自分のせいと思っていませんか?決してそうではありません。からかう方が悪いのです。まだみんなに発達障害だと伝えていないのなら、朝か帰りにみんなに告白しよう!きっと友だちが増えるかもしれないよ。自殺なんかするよりも、今、自分のいいことを探してみよう。時間という物は味方、そして、発達障害は天からのプレゼントだ! プレゼントだからいい物に決まっているじゃないか!



(注)一部、???な部分もありますが、あえて原文を掲載しました。そのほうが、光らしいので・・・。(*^_^*)


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