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テーマ:政治について(19545)
カテゴリ:八重山教科書問題
![]() 今さら県教育庁と3教育長が意見交換とは。遅すぎる。9月8日に県教育庁は3教育長と会談をするべきだった。 県教育長は中立的な立場に立ち、八重山採択地区協議会の採択を尊重して八重山教科書問題の指導をしなければならなかたのに、県教育庁は八重山採択地区協議会の採択した育鵬社の教科書を嫌い、東京書籍の教科書を採択する目的で県教育庁の課長を八重山に送りこんだ。八重山教科書問題がこじれた根本的な原因は法令順守をやるべき県が法令順守をしないで全員協議という法的根拠のないやり方で東京書籍の教科書を採択したことにある。 八重山地区で教科書が一本化できなかった場合の県教育庁の使命は3教育長と協議を重ねて教科書を一本化することである。最終的に教科書を採択する権利は各市長の教育委員会にある。地方自治法があるので、県教育庁が特定の教科書を市町に強制採択させることはできない。だから、3市町が同一の教科書を採択するのを承諾しない限り3市町の教科書を同一にすることはできない。だから県教育庁は説得をするしかない。 ところが、県教育庁は八重山地区の教科書を一本化するように説得するのではなく、八重山採択地区協議会で採択した育鵬社の教科書を使用させないで、3市町に東京書籍の教科書を採択させる行動をとった。 育鵬社の教科書に反対して東京書籍の教科書を強引に採択させるというのは、どんな理由があるにしろ、それは偏った政治思想である。県教育庁がとるべき行為ではない。 法の下の平等をモットーとしなければならないのが行政組織である。行政組織である県教育庁は9月8日に偏った思想を押し通して強引に東京書籍の教科書を採択した。県教育庁は行政組織が絶対にやってはいけないことをやってしまった。 9月8日に県教育庁がやるべきことは、八重山採択地区協議会で採択した育鵬社の教科書を竹富町が採択するように説得するか、妥協として育鵬社でも東京書籍でもない教科書を提示して3市町に同一の教科書を採択するように粘り強く説得することであった。 今頃になって3教育長と意見交換をするなんて遅すぎる。 八重山教科書問題で明らかになったのは県教育庁が日教組・高教組と深い関係があり、革新政治と同じ政治思想であることと、沖教祖は学力向上とか普天間第二小学校の移転などには消極的であるのに、育鵬社のような右傾の団体との抗争になると燃えに燃えるということである。 訴訟や署名活動に子供を利用したのをみると、反育鵬社の団体は子供を平気で政治に利用するというのも明らかになった。
Last updated
2011/11/26 09:35:53 AM
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