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41. 「おれはそもそも、イオがボルニアの支配者であってもいいと思っていた」 問い詰めるようなレトの次王の目の前に、おそろしく刺激的な言葉を放り投げた。 義兄弟の本心に触れて、呆然とする。 背筋まで冷えたというよう。 「い、いま、なん、て?」 聞いたとおりだとつぶやき、なにか重要なことを考えるように虚空をにらむ。 「それは、為政者の … [続きを読む >>] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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February 6, 2016 02:26:41 AM
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