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hikaliの部屋

November 9, 2004
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 読み始めると夢中になって、読み終えても一週間ぐらい、自分を支配してしまう本がある。
 何冊かある。
 その世界観がまるで自分の世界であるかのように、自分の意識を変えてしまう、困った本達だ。
 例えばわたしの場合、大原まり子の「タイムリーパー」だ。
 病気のように思えてくるので、わたしはタイム・リーパー病と読んでいる。
 何でこの本が面白いのか、わたしには分らない。
 たぶん、こんな風にすれば、こんな状況を作り上げ、その努力を二年ぐらい続ければ書けるんだろうなという感覚はおぼろげにあるのだが、たとえ作れても、面白さの解明には繋がらない。

 わたしは物語解析などというメールマガジンを書いていて、スタジオジブリの作品やら、ハリウッド作品やらを解析してきた。
 千と千尋も解析したし、今はハウルをやっている。
 だから思うのだが、解析が不可能な作品があるという事が驚きである。
 分析をするには冷静明晰な思考が当然必要なのだが、文章を読み始めるとウィスキーでも飲まされているようにいい気分で酔っぱらってしまう。旨い酒なら、もうどうして旨いかなんてどうでもいいじゃないかと考えるのが酒飲みである。そもそも物語解析なんてやくざな事をしているのは、単純にどうしたら旨くなるかを探求したくなるからである。
 まずい酒ばかりが出回っているから、そのように考えてしまうのだ。
 旨い酒しかないならば、単純に酔っぱらって過せばいい。
 毎日面白い映画で過せるならばそれに越したことはない。
 しかし残念なことに、そんな映画は年に二本もあればいいほどで、その二週以外は、文句を言って過す。

 今日、映画ランキングを見ていて、まともにハリウッドらしいちゃんとした作品が、一位にランクインしたトム・クルーズのコラルテルぐらいだったから、本当にびっくりしてこんな事を書いてしまう。
 今週は映画に行くには適した週ではないらしい(ランキングなので、正確には先週は)。
 あなたが、わたしが、タイムリーパーを映画化してみてはどうだろうか。
 簡単なことである。
 金を調達して、才能を集め、回収できる作品に仕上げればいいのである。
 そんなことを言いたくなってしまうぐらい、深刻な不足な世界が映画である。
 だから、へんてこで難解なメールマガジンでも読者が出る。






Last updated  November 10, 2004 12:58:59 AM
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まなかなまなかな@ Re: 三井アウトレットパーク入間へ行ってきた。(01/18) 蘊蓄野郎だな!うざい。
松本智津夫@ 松本智津夫さん 検索ランキング 1位 イシク湖  猛毒…

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