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hikaliの部屋

April 1, 2007
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 米国の不埒極まりない著作権法ですが、ついに大手メディア最高責任者より、本音とも言える発言が飛び出しました。

 著作権法の、保護機関はTRIPs協定が定めるとおり、原則として著作者の死後50年というのが国際合意です。しかし、米国をはじめ、著作権者(著作者ではない)の圧力が強烈な欧米では、その圧力団体の暗躍により、70年、96年と、保護期間が切れる寸前にどう考えても公正ではないだろうと思われる札束で政治家のほほをたたいた圧力活動により、これまで延長されてきました。

 日本の文化庁は非常に賢明でもありながら、しかたなしに米国の圧力に屈し、映画の著作権に限っては70年に延長、これをめぐってさまざまなさまざまないざこざが起こりましたが、結局、延長されてしまったのです。

 しかし、このディズニーCEOの発言は、今後、著作権が死後500年に延長される可能性があることを示唆しています。
 ようは、年間売り上げ数兆円の企業が、その源泉である著作権を失いたくない、よって、その利益を保護するために、期限を迎えるたびに札束でほほをたたいて、ずるずると延長していく戦術が今後、ずっと通用するだろう、という魂胆なのです。
 (注:日本国はキルビー特許事件により、最高裁判決でそのような暴虐無尽は権利の乱用であるという、画期的な判決で拒絶している)

 まあ、米国の知財意識なんてそんなもんなので、これは反面教師にしつつ、日本国の知財法制がどうなっていくかは非常に興味があります。
 映画の著作権が製作後70年というのは、国際法規上、まったく根拠がありません。ようはディズニーの著作権500年間保護戦術に、馬鹿みたいにほいほいと乗ってしまっているという、そういう間抜けな状態なわけです。
 今回のディズニーCEOの発言はそういった状況を、端的に表しているということができます。

「聖書は、キリストの言葉を弟子たちが書いたものだ。だから、その著作権はキリストにあり、弟子たちは著作隣接権者と言える。聖書の同一性保持権を考えれば、著作隣接権の保護期間は3000年ぐらいがだとうではないか。それが文化を守るという意味だ。われわれもミッキーを聖書につぐ聖典に育てたいと思っている」
(注:かなり適当に書いていますので、法的な突っ込みはなしで)

 最近、キリストの著作権の相続人がいるのではというナショナル・ジオグラフィックの調査が激しい攻撃にさらされている背景には、このような「聖書の著作権問題」が存在します。
 これまで、不当に複製されてきた聖書の著作権侵害者に対し、その相続人が損害賠償訴訟を起こすのではと、業界は色めき立っています。
 まあ、米国はサブマリン特許のように、保護期間を過ぎた後に、
「しまった! これはおれの権利だった!」
 と気づいたときに、その権利行使を認めてしまう非常にスイートな法律がありました(現在はさすがになくなった)。この法認識を当てはめると、聖書の著作権の正当な相続人が、何千年もの闘争を経て、ようやっと著作権者の相続人だと認められた瞬間、それを行使する期間を担保するという思想の元、損害賠償をし、勝訴する可能性も非常に高いというのが、なんでもあり国(<つまりめちゃくちゃ)アメリカなのです。
 

 (エイプリルフールは、こうなかなか言いたくてもいえなかったことをテキトーに書けるのがホントいいですね。)






Last updated  April 1, 2007 02:10:05 AM
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