2009/09/29(火)06:10
”何も無い鏡”の詩
”何も無い鏡” 詩:あさいきよし
水面を見ると どうでしょう
火を見ると どうでしょう
氷を見ると どうでしょう
固体 液体 気体 の境目が見ているのでしょう
その中で 水面は
水上からも見える
水中からも見える
液体 と 気体 の境
それは 鏡のようで「向うが見える」
薄~い 幕のようなもの
それは でも何も無い
水上、水中の境を体感して
そうしていると わかる 世界の境目が
人だって 物だって あらゆるものの
その境目を見ているだけ
この世とあの世の境も 見えるさ