光の領地

2007/11/06(火)16:36

ワークショップ3日目

ワークショップ(6)

仕事を終え、会場へ急ぐ。 夕闇の坂道を下りながら、夜学に通う学生を思う。 うれしいのとさびしいのが入り混じる。 講座のレベルは高い。 こういうものに出会うと、発見した喜びが違う。 世の中の多くの人達はこの講座を知らないし、演劇をしている人達だって知らないの かもしれない。 知っていてもこない人がほとんどなのだろう。 忙しいとかお金がないとか、理由はさまざまあると思う。 それでも。 価値のあるものが認められないままになっているのはさびしいし、腹が立つ。 独学は20代で捨てた。 さんざん独学して、行き詰った。 独学を守り通したらダメになると思って、宗旨変えした。 先人に教えを請うた。 いくつも門をたたき、門を出た。 門をたたくのは簡単で、実は出るほうがずっと難しい。

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