光の領地

2007/11/06(火)16:28

チラシ打ち合わせ

/チラシ(16)

昼、執筆。 依頼の脚本。 夜、チラシの打ち合わせ。 デザイナーと。 これまでに観劇した公演のチラシのファイルを見ながら分析。 討論。 カラーのチラシが通販印刷で安く大量に作れるようになっている現在、いったいどん なチラシが手にした人のこころをつかむのかを考える。 ただの消費財になって、ゴミ箱直行ではさびしい。 どうやってそれを防ぐか。 小劇場の芝居を見る人の数は限られている。 その限られた人達に名前を覚えてもらうことが先決。 だからチラシを挟み込むことの意義はあると思う。 しかし、その先だ。 2ヶ月の間、様々な公演にチラシを入れ続ければ、同じ人の手元に何枚も同じチラシ が届くことになる。 何度も同じチラシを見れば、芝居のタイトルや劇団名は覚えてもらえるだろう。 刷り込み。 これだは、たくさん配ったものの勝ち。 つまらない。 同じチラシを手にした人が、別な人にそのチラシを手渡して欲しい。 チラシを部屋の壁にピンで留め、恋人、友人、家族の目に触れ、話題になって欲し い。 そんなチラシをつくりたい。 デザイナーとの意見は一致。 デザインもほぼ固まる。 ワークショップで仕入れた知識と、活性化した頭が役に立っている。

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る