英国第2の都市バーミンガム、財政破綻受け中央政府の管理下に - 記事詳細|Infoseekニュース
今日は「JR東日本が荷物新幹線」という1面記事を見て日経新聞を買ったわけです。一面トップは基準地価回復、地方に波及 という記事で基準地価が住宅地でも31年ぶりに上昇、千歳など大規模投資で上昇しているので、やはり地方は投資不足で衰退していっている、ということなのだろう、と思う。 荷物新幹線は小口荷物の大量輸送でJR貨物と棲み分けて、通常車両のまま営業列車に荷物を搭載、あるいは専用列車を走らせることも目指すという。荷役は車両基地あるいは大宮駅を想定しているとのこと。 さて、そんな1面記事を見て2面にもっとすごい事件が載っていて、それはイギリスの第二の都市、バーミンガム市が財政破綻したという。破綻の理由が「未払い賃金の請求訴訟が多発」ということだからまたすごい。 早い話「女性だから」という理由で、ボーナスをはじめ、各種手当を、同じ労働をしているにも関わらず、支払いを行わなかった。これがつもりに積もって裁判闘争になり、和解を選ばなかった市は2010年に初めて負ける。さらに別の裁判は続き、新たな未払い賃金や、請求期間の延長など、芋づる式に爆弾が爆発していくような状況で、支払い義務を負った未払い賃金は積み上がり、これまで11億ポンドを支払うも、7億ポンドが未払いで、これにおそらく利息と新規の裁判闘争の敗北で毎月1000万ポンド近くが積み上がり、30億ポンドほどの予算しかない市はもはやお手上げになった、とのこと。 インフォシークのウェブ記事では以下しか見つけられなかったが、既に決められている公的サービス以外の支払いは停止しており、混乱が予想される。おそらく慣習として男女差をつけてきた歴史のある自治体は戦々恐々としているのではないだろうか。英国第2の都市バーミンガム、財政破綻受け中央政府の管理下に - 記事詳細|Infoseekニュース[ロンドン19日ロイター]-英国のゴーブ・底上げ・住宅・地域社会相は19日、同国第2の都市バーミンガムが今月に事実上の財政破綻を宣言したことを受け、中央政府が市政運営に介入すると発表した。同氏は議会で、欧州最大の地方自治体であるバーミンガム市議会が機能不全に陥っているため、運営を引き継ぐ委員会を任命…【全文を読む】