日本会議の研究 という本
日本会議の研究 [ 菅野完 ]価格:864円(税込、送料無料) 安倍政権の閣僚のほとんどが加入している団体、事実上のバックボーンになっている日本会議という組織についての本が発売された。 地元の書店で予約してあるので自分はまだ手にしてない。 発売当日に著者のTwitterによるとある動きがあった模様。 当該団体の事務総長から名誉毀損での出版差し止め申し入れがあったとのこと。 内容はまだ読んでいないのでなんとも言えないが、要は都合が悪い部分が書かれているから出版を差し止めろ、ということなんだろう。本当に名誉毀損なら裁判で堂々とやればいい。 つまり、安倍政権のバックボーンとなっている団体が、言論統制をやっているということ。 そのやり方が、「御社の販拡に今後協力しない。」という経営判断に踏み込むもの。 「広告を出さなきゃいい。」と放言してた人が居たなぁ。それと同じ。 こうして報道の自由72位という大記録を生み出したんですね。よくわかります。 さらにさらに、育鵬社の教科書採択に協力したという文言も書かれていたらしく、すごい自爆。あくまで自治体の判断で採用された、という体だったのに、判断は自治体に圧力をかけてやらせた、と言っているようなもので、もともと問題になっているところにさらに爆弾をなげてる。ついでに採用自治体の面目丸つぶれ。 そんなわけでどうやら売れ筋ランキング1位になっちゃってる模様。当該団体にとっては一番逆効果のことやっちゃったんじゃないかなー、と思う。 というわけで発禁になる前に(というかこんなんで発禁になったら言論やら出版の自由はどうなるんだと言う話になるが)皆さん買いましょう。