関係力(相対性)経済学RELATIVITY ECONOMICS

2010/12/20(月)10:53

船上のバンケット

昨夜(19日)、H&Nトレード・ファームH&N Trade Firmの1周年記念日を祝って、スミダ川(チャオプラヤ)で船上バンケットを催した。厳密に言うと、12月17日なのだが、ボートの予約が取れたのが、昨日になってしまった。 予約席はもっとも高い席の一角であった。 甲板に小さな舞台があって、そこで踊り、歌、サックス演奏などが行われ、同じ甲板でお客取り混ぜてダンスが行われる。 料理は、ビュッフェ方式で、なんでもありであった。ぼくの口には合わなかった。高級な料理は真実だめなのである。必ずお腹を壊すので、ほとんど口にしなかった。 7時に、シェラトンホテルの隣のピアから、出航して、ゆっくり上流に進み、Uターンして、下流に至って、再びUターンしてピアにもどる。約2時間のコースであった。 両岸に、寺院や大学などが見え、いくつかの橋をくぐる。Nさんは、「Iシスター(妹のこと)をここに案内できたら、きっと喜んでいただけたわね」と何度も口にした。妹が滞在していたときは、この川は洪水で、グランド・チャオプラヤ・クルーズGrand Chao Praya Cruiseが不可能であった。 なお、偶然だが、乗船したら、昨年われわれを歓迎してくれた、小柄なかわいい女性が再び待っていてくれた。彼女はぼくらを覚えているはずもないのであるが、そこがNさんである。相手がとまどっているのにも委細構わず、手を取って再会を喜んでいる。最後には、Nさんと彼女は何度も抱き合い、別れがたく手を取り合っていた。再会を約して。(不思議なのは、一人と親しくなると、他のウェイトレス兼ダンサーたちもとても親しげに心を許し、手をとって別れを惜しんでくれた) すべての人に「ありがとう」と手を合わせた。長い苦しい人生を振り返り、ふと涙ぐんでしまった。Nさんが「何を祈っているの?」というので、偶然、王様が入院している病院の側を巡航中だったので、「王様の長命を祈ってるんだよ」と照れ隠しに言うと、とても感激してくれた。 夜風が心地よく、夢のように幸せな2時間であった。 PS ちなみにぼくのシャツはタイシルク製品です。当社で扱っています。

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