関係力(相対性)経済学RELATIVITY ECONOMICS

2012/09/27(木)14:02

そんな国

Nさんの住むPムラ、ここからペカセムロードで距離的にはそうは遠くないけど、渋滞が激しくて、1時間はかかる。深夜だと、20分で着く。ペカセムロードは双方向6車線で幹線ではあるけど大きくはない。幹線道路である証拠には、このペカセムロードの上を高架鉄道が建設中だ。だからよけい混雑が激しい。もしこの高架鉄道が開通すれば、わがムラはうんとうんと便利になる。鉄道駅まで歩いてはむりだけど、車でいって、ザモールの駐車場に停めて(あるいはタクシーが安いのでタクシーで行ってもいい)、鉄道で都心に行ける。どんな洪水でも、高架の鉄道だから、影響がない。ザモールまで到着できれば、都心とつながる。都心には無数のデパートがあり、この高架鉄道沿いには、先日開店したデパートも駅前にある。 洪水の話だが、昨夜Nさんからの電話では、Pムラに洪水が来てるということだ。そのために、Nさん一家がわが家に避難してくるという。Nさんの夫ヒアさんは、たぶん工場(ベタグロという食品最大手の会社の工場)に泊まりこむことになると思う。昨年ほど長引かないし、洪水はダムの決壊によるものではなくて、豪雨の結果らしいから、深刻に考えなくて良いと思う。 この洪水という災害は、ダムの決壊という人災の結果でもあるし、ぼくは、基本的に天災だと思う。しょうがないと思う。洪水も織り込み済みで、棲まないといけないと思っている。洪水対策の運河が縦横無尽に設置されているにもかかわらず、洪水が起きる。そういう気候と国土の位置の国なんだ。日本だって、台風の通路に、火山の上に、何世紀も人が住み、高度な経済と文化を築いてきたのであって、日本はそういう国なんだ。原発という愚行がそれらを台無しにしようとしてはいるが・・・原発反対のぼくの思想は今に始まったのではない。ずっとずっと以前からそう言って来ている。2003年ごろに日記にも、ぼくはプルサーマルどころか原発そのものに反対しているのであって・・・という記述が見られる。 [写真:ポコアポコで出勤のNさん。後ろ座席に寝巻きのままニックが寝ている;先日、洪水対策としてザモールで魚釣りなどにも使えるツナギを買い込んだ] PS.ただいま(9時17分)入った情報では、Pムラは洪水が引くどころか、ひどくなっているそうで、一家の一部がやってくること必至となった。電話の向こうでニックがはしゃいでいた。

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