*文鳥**文鳥ちゃんの記録* 我が家に始めて文鳥がやって来たのは、2003年11月24日。 それまでずっと「ラブバード」と呼ばれ仲睦まじい小桜インコをつがいで飼う事を夢見ていた。 ところが、ある日とあるペットショップに入った途端、私に向かって 「餌クレクレクレ~~」と手乗り文鳥のヒナたちが猛アピール。 「かわいい~~!!」ラブバードの事なんかすっかり忘れて白文鳥と桜文鳥のヒナを 1羽ずつ買って帰ったのが始まりです。 ![]() 窓辺のサクラ(左)とシロ(右) なんと可愛いのでしょう♪白文鳥はシロ。桜文鳥はサクラと命名。 文鳥たちとの生活が始まりました。2羽はとても仲が良く、昼夜問わずいつもぴったり とくっついており、時には体の小さいサクラにシロが自分の食べた餌を反芻して与えたり、 餌台をサクラに先に譲ったりと。。。この頃が見ていて一番微笑ましかったかも知れません。 * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * 悲しみは突然やって来ました。ある日、朝起きてカゴの中を覗いてみると、 いつも2羽仲良く止まり木で寝ていたのに、サクラが下に落ちて半目状態。。 慌てて病気の対処法を読んだけれどもう手遅れ。。サクラはそのままお星様 になってしまいました。シロは最後までサクラの周りに来て心配そうにしていました。 知識が足りないばかりに死なせてしまって、シロ、サクラ本当にごめんねー。。。 * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * 結局、サクラが生きたのは3週間と3日。1羽になったシロを可哀想に思い、 もう一羽飼う事に。。。お店でシナモン文鳥のヒナを購入し、仲良くなればいいな。。。と 思いつつ家に連れて帰るが、シロは見るなり怒り始めた。 返しに行くのも気が咎め、別カゴで育てる事に。。シナモンと命名。その後、 クリスマスの12月24日、25日と2日連続で桜文鳥のヒナを購入。 2代目サクラ、シルバー(シルバー文鳥ではないけど)と命名。4羽での生活が始まった。 ![]() 2代目サクラ(左)とシルバー(右) 4羽での生活は快調に始まった。やんちゃな2代目サクラとシルバー。 大人しいシナモン。一匹狼のシロ。世話は大変なものの、可愛いヒナたちに囲まれ幸せな毎日。 そうしているうちにシロとシナモンはさしえから自分で餌を食べるようになった。 文鳥たちの成長の早さを身にしみて感じた・・・ * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * お正月も4羽一緒に元気で過ごした。ところが、三が日が終わった頃、突然 シルバーが体調不良。全く餌を食べなくなった。5日になりやっとやっている 動物病院を見つけ駆け込んだが、かなり痩せてしまって糞も出ない状態。 対処法を確認して連れて帰り流動食を与えるが、力なく拒むシルバー。 3日間寝ずの看病の甲斐も虚しく翌朝シルバーも1代目サクラに続いてお星様となる。。 ![]() シルバーちゃん シルバーをベランダ横の1代目サクラの隣に埋葬した。これでお墓は2つ目。。 それでも、我が家は1階なのでベランダに出ればいつも一緒にいられるし、 丁度ベランダの向こうはきれいな川が流れ、時々珍しい野鳥も飛んでくる。 1代目サクラやシルバーが寂しくないように小鳥の餌をベランダに蒔いた。 * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * シルバーが亡くなり、一日違いでウチに来て毎日仲良く一緒のカゴで寝ていた 2代目サクラは、「シルバー何処に行ったの?」という顔をしている。 思えばシルバーと2代目サクラは同じお店の同じカゴにいた2羽を買ったのだ。 もしかしたら兄弟だったのかも。。。1羽になって可哀想だけれど、 今いる子たちを大切に育てて行こうと決心した。 ところが、悲しいことにその数日後に今度は2代目サクラも体調不良に陥った。 症状はシルバーの時と全く同じ。文鳥のヒナの飼育方法、病気の見つけ方、 看護の仕方など既に沢山勉強していた。今度こそは絶対死なせない!と誓う。 しかし2日経っても病状は変わらない。3日目の夜、倒れた形になったので 手の中に入れて包みこんだら半開きだった目を閉じてそのまま逝ってしまった。 * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * 結局シルバーと2代目サクラが我が家で過ごしたのは2週間に満たなかった。 どうしてなんだろうといくら悲しんでも仕方がない。病院の先生が、始めから 生まれつき体の弱い子も多い、と言っていたのを思い出して自分を慰めるしかなかった。。。。 しかし、気付くとシロとシナモンはすっかり手が掛からないほど成長していた。 全く心配がないという訳ではないが、この2羽はとても元気で動きも活発だ。 水浴びしたり部屋の中を飛び回ったり。。気付くと羽が生え変わってきている! * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * 11月7日。何気なくお買い物に出掛けた先で小さなペットショップに立ち寄った。 そこで、可愛らしい桜文鳥を発見。大人になったばかりだがとても人懐こい。 以前から桜文鳥が欲しいと思っていた私は魔法に掛かったかの様にその桜文鳥を買って帰った。 お店では別の子とペアの様だったが、2羽は飼えないな。。と思い 無理矢理2羽を引き離して買ってきたのである。しかし。。残してきた一羽が気になり 仲睦まじい文鳥の姿を見たい思いもあって、やはり翌日にはもう一度お店に行き もう一羽の桜文鳥も買ってきたのである。オスらしき方を「あずき」メスらしき方を 「さくら」と名付けた。2羽を一緒にするとぺったりとくっついてとても可愛らしい。 やっぱりもう一羽も買って良かったなぁ。。と思った。 ![]() さくら(左)&あずき(右)ペア 2005年4月6日ラブラブペアのさくらとあずきに2羽のヒナが誕生。ぼたん、あやめと命名。 子育て上手な親鳥と人間との交代の給餌で元気な桜文鳥として成長。 ![]() お食事の時間 2羽のヒナが成鳥になりかけた2005年7月12日のこと、元気に遊んでカゴに戻ったはずのさくらが ちょっと目を離した10分位の間に餌を喉に詰まらせてしまったのか、 呼吸ができないような感じでカゴの下に落ちているところを発見。 手のひらに乗せて、背中をさすったり、くちばしに水を持って行ったりしたが、 状態は改善せず、あっという間の5分ほどで亡くなってしまった。 手のひらに乗せたさくらを起こそうと、あずきがずっと突付いていた。 さくら、あんなに可愛かったのに。。 呼吸困難になったせいでくちばしも足も真っ青に変色してしまっていた。。。 手作り作品トップページ |