2008/10/28(火)12:24
野球界を考える(何者なんや?^^)
星野さんが固辞したため、WBCの監督が原君に決まったみたい。
王さんが全面サポートなのだそうで、ともに巨人の看板選手だった先輩後輩でもあるわけだから、そのコンビネーションはおそらくいいんだろう。
次のオリンピックから、野球が公式種目ではなくなるという話だけど、次の開催国イギリスを含むヨーロッパでは野球は盛んではなく、球場が整えられないことが理由だと聞いた。
だから、この先まったく行われなくなるかと言うとそうでもなく、たとえばわかんないけど、今立候補してる東京でオリンピック、なんてことになったら、野球も復活したりするんじゃないのかなと思う。
でもオリンピックの開催時期はプロ野球の公式リーグ戦のそれこそまっただ中。
お互いにしのぎを削っている最中に、にわかチームで挑んでも、どうなんだ?って結果が今年だったような気もするし。
おかげさまで阪神は調子を崩すきっかけになったと言えなくもない今年の出場だったことや
他種目でメダルを獲得なさった選手の方々のこの試合にかける意気込みと、野球チームの意気込みとはどうしても違いがあるように思え
オリンピックにそもそもプロが出かけていくことに、意味があるのかい?とも思えるのだった。
加えて、昨今の国際試合で、「長島ジャパン」から始まったのかと思うけど、監督名を冠に掲げたチーム名を連呼するのはいかがなものかと、違和感を覚えてきた。
監督が必要ないとか、たいした存在じゃないと思っているわけではないけど、闘っているのは選手なのだし
「なでしこジャパン」なんかはその意味でとても素敵に聞こえてた。
WBCがこれから定期的に開催されるのであれば(その予定のようだけど)シーズン直前とはいえリーグ戦まえなわけだし
オールスターが前年度優勝監督に采配を任せることに決まっているように、WBC監督も決めるべきだろう。
王さんは素晴らしい選手だっただけではなく、素晴らしい監督だったし、折にふれて垣間見えるお人柄も一級。
野球に携わるどなたもが、仇やおろそかに思わないお相手であることは、衆目の一致するところだけど
王さんに続く人材はいるのかと言えば、いないんじゃないの?
星野さんは、阪神で優勝監督になる前は、名選手であり名監督であり、でもそれだけ人だったと思ってる。
中日時代の星野選手、星野監督を、けして嫌いではなかったけど、王さんのようなカリスマ性を感じることはなかった。
ファンにわかりやすく勝利を熱望してくれるスタイルは、勝ち始めた阪神ファンにとってはうれしく、優勝へと導いてくれたことにも感謝している。
でも、星野さんが魔法を使って、弱小チームをあっという間に優勝させたわけではなく、
そこには、不評もありながら野村監督の鍛錬があって、実を結んだことを阪神ファンはちゃんと覚えてるだろう。
今年のオリンピックも、お祭り雰囲気で、イケイケ~と優勝をいただけるつもりだったかもしれないけど、残念ながらそうはいかなかった。
WBCももしかしたらリベンジの意識があったのかと思えるような場面設定が用意された上で、固辞。
これは「ナベツネ」の星野つぶし?かと思えるほど、しつこかった。
おまえは何なんだって(笑)言われちゃうけど
今後もし、オリンピックが開催されたら、社会人と学生混成のアマチュア野球チームが行くべし。
そして、WBCは前年度日本リーグ優勝チームの監督がやるべし。
オリンピックやWBCは短期決戦だ。
それには短期決戦を制した経験者が監督に当たるべきだと考える。
西武の監督もさっさと断るんじゃねぇよ!
「落合さんや野村さんを差し置いて・・」みたいなことを言ったらしいけど
キャリアで野球が勝てるんなら、監督はみんな爺さんがやればいいってことになるじゃん。
今のってる人がやりゃぁいいんだ。
って思うけどね。
原君は巨人の人だけど、同い年なので勝手によく知ってる人みたいな気がしてる。
リーグ前に大変だろうけどさ、王さんもいることだし、まぁがんばってよ。
次のWBC監督は、毎回あれこれ物議を醸さないように、ルール作ってくれ。
そのためにも勝ってね、ナベツネに四の五の言わせないようにしてね。
よろしくっ!