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【NPO法人子ども劇場首都圏『子どもの活動交流会』より】
東京都西新宿 芸能花伝舎 デンマークはいいわね~じゃなくて、自分たちにも何ができるか?今劇場でやっている活動はそれなんじゃないかな・・ 子ども劇場首都圏の活動交流会に参加した。今までの中でひき北いるまが活動発表したりしたこともあったが、今年は「子どもと舞台芸術の豊かな出会いを実現させるために」というテーマでデンマークに何十年も通い続ける栗原さんから子どもたちのことやデンマークの演劇事情、大切にしてあることを聞いた。 デンマークは、面積は九州位の広さで、人口は540万人程。仕事は8時~16時まで、大抵の家庭は18時には夕食をとるといった感じ。労働時間も週37時間とし、完全週休2日制。女性が働くことが社会常識の国で就業率78%とそうつくってきた国ということがデータからわかった。 デンマークの子どものための演劇環境は120劇団が活動しているがそのうち4割の劇団が1歳半から2歳の作品を作っている。その状況に驚いた。でもそれはデンマークは子どものための演劇の基本理念にあると思う。(1)子どもは大人と同じように芸術を享受する権利がある。(2)子どもの権利条約30条と31条の実践。演劇の基本理念の中に権利条約がきちんとおいてあるということがすごいと思った。演劇は社会を変え、社会を良くする活動としやはりそう国で変え一人ひとりが変えてきたのだ。演劇を通して社会を良くすることの本質の意味は楽しいことを体験した人を存在を大切にし、そのことをずっと思いつづける努力をしていること。すなわち自己決定できる人を育て、発達した民主主義の社会をつくることに通じていると話された。 劇場でも大人じゃない、大人になることってなんだと話しをしてきたが、これだと衝撃的だった。デンマークはいいわね~じゃなくて、自分たちにも何ができるか?今劇場でやっている活動はそれなんじゃないかと思った。 また栗原さんのお話を聞く機会が入間ドラマフェスタであるので行きたいし、デンマークのお芝居も見に3月10日行くので楽しみだ。一緒に行こうよ?! SPEEDサークルT ◆栗原雄二氏について Friends with DENMARK 主宰 1948年 福岡県生まれ 有限会社 アートライフコーポレーション代表 1994年からデンマークとの文化交流を行い、 1996年からデンマーク演劇を日本に紹介する活動をはじめる。 現在は高知県を中心に文化活動をしています。(H.Pより) http://www.artlife-co.jp 子ども劇場首都圏情報より引用 http://homepage2.nifty.com/kodomogekijoiba/syutokennjouhou.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年03月04日 00時28分40秒
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