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2006/08/09
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カテゴリ:日記
一人暮らしに憧れていた時期というのは誰でもあったんじゃないでしょうか。俺もずっと一人暮らしというものに憧れていました。実家とは違い、自分一人だけの部屋、一人だけの空間、誰に何を言われる事もなく自由な時間を手に入れる事ができる。周りに気をつかうこともなくエロビデオを好きなだけ観ることができオナニーも好きなだけできる。デリヘルも呼び放題。いいことだらけです。しかし、実際に一人暮らしをしてみると色々と面倒な事もありますよね。家賃だとか電気代だとか水道代の支払いとか、実家に住んでた時はやらなくてよかったこともしなければいけません。食べ物も自分で用意しなければ何も出てきません。洗濯も自分でしなければいけない。仕事に疲れオナニーに疲れ、家事も自分でしなければならないので実家にいた頃よりも自由な時間というものが減ってしまうのではないでしょうか。俺が自分でアパートを借りて一人暮らしした時なんかね、家事が面倒っていうかもう引越しするのも面倒だと思っちゃったくらい。一人だからそんなに荷物も無いだろうと引越し屋に頼まず自分の車でシコシコと荷物を運んでいたのですが、やってみると意外に荷物が多く何往復もしなければならない。家事に疲れる前に引越しで疲れてしまいました。家具なんてテレビと布団とティッシュだけでいいやって感じですよ。でも憧れの一人暮らしがやっとできたわけです。自由を手に入れた俺は新居で初めての夜は当然のようにオナニー。なんということでしょう。部屋が変わっただけで今までとは何かが違う、いつも以上に興奮する事ができました。エロビデオを観るのも自由。ボリュームなんて関係ない。家族に気をつかう必要もなくなったわけですから好きなだけ大音量でエロビデオが観られる。そんなわけで自分の部屋を手に入れる事ができた俺はとても感動しました。まさにここは天国。俺だけのネバーランドだ。新居での初夜はとても良い気分、かなり興奮してしまいなかなか寝付けませんでした。
アパート生活2日目、引越しの次の日ですが引越しで疲れたからと言って部屋で寝ているわけにもいかないのでいつものように仕事に行くのですが、玄関出た時にね、隣の住民と遭遇してしまったんですよ。俺が借りるようなアパートだから変なオッサンとかキモイやつしか住んでないんだろうなと思ってたけどね隣の住民は可愛らしいお姉さんでした。たぶん俺の3つくらい年上だったかと思います。これはもうすごいラッキーなことで非常に興奮しました。でも近所の人に挨拶とかしたことがなかったので何も会話することなく仕事に行くことに。仕事しながら考えましたよ、「なんとか仲良くなる方法はないだろうか」色々考えた結果、引越しの挨拶に行くことにしました。隣に引っ越してきました○○です~とか言ってタオルかなんか渡すんです。全然いやらしくも何ともなく普通の事ですよねこれって。ただ挨拶に行くだけなんですから。アパートの住んでる人全員のところに行ったほうがいいのか悩みましたけど結局隣のお姉さんの家にだけ行くことに。うん、5秒くらい悩んだ。仕事終わって引越しの挨拶の贈答品を買ってすぐアパートに帰り、シャワーを浴びて身を清めました。別にシャワー浴びていく必要はなかったかもしれませんけどね、隣に行くだけだし。かなり緊張しましたけど勇気を出して行ってきましたよ、お隣へ。

「あの、えっと、隣へ引っ越してきたものです。」

とかっこよく挨拶を決めつつ買ってきたタオルを渡すとリョウコさん(仮名、推定27歳、85-58-83)は笑顔で

「そうなんですか~、わざわざありがとうございます♪よろしくです」

と嬉しそうに俺のタオルを受け取ってくれました。でもまぁその時はそれ以上何も話せず「それじゃ仕事があるのでこれで」とか訳わかんないこと言って逃げるように自分の部屋に帰ってしまいましたよ。さっき仕事終わって帰ってきたばかりだろとか誰かに突っ込んで欲しかった。うん、なんかすごく緊張してた。リョウコさん何してる人なんだろう、彼氏はいるのかな。俺があげたタオル使ってあんなところやあんなところも拭いたりするのかななんて一人で考えて興奮する日が続きました。あの頃は若かった。馬鹿だった。今でも馬鹿だろとか言わないで。しかし隣に住んでる人がちょっとキレイだったからってね、恋に発展するとか、そんな昔のドラマのような話は今時ないですよ。外で会った時に「こんにちは」とか挨拶するくらい。「鍵失くしちゃったから一晩泊めてください」なんて言ってきてくれませんよ。いや、でもね、2週間くらい経ってからだったかな。すごい意外な展開に。ドラマのような展開。嘘みたいな話だけどね、俺が仕事終わってアパートに帰ってねカップラーメンでも食べようかなと思ってたらピンポーンって誰か来たんですよ。どうせ新聞の勧誘とか訪問販売とか近所の悪ガキのピンポンダッシュとかそんなのだろと思って玄関出てみてビックリ。ビックリマンチョコ買ってヘッドロココ出た時よりビックリ。リョウコさんがカレー持って立ってるんですよ。インド人もビックリ。あの素敵な笑顔で

「ゴハンまだだったらよかったら食べてください♪」

って。なんだこれは。現実にこんな事があるのか。ほんとビックリしましたよ。「え、あ、ありがとうございます」ってカレー受け取ったんですけどね。リョウコさんは何を思って俺にカレー持ってきたんだろう。もしかして俺のことを好いている?いや、作りすぎて余ったから持ってきてくれただけ?エロビデオばかり観てるキモイやつを毒殺するために毒入りカレーを?色々考えたけど結局リョウコさんはちょっと俺の事が気になってるという結論に。うん、それが一番自然だろ。というか食べようと思ったらスプーンがない。割り箸とかあるんだけどスプーンがないんですよ。家じゃカップメンかコンビニ弁当しか食わないし。よし、スプーン借りにいこう。喋るきっかけができるじゃないか。

「引っ越してきたばかりでスプーンが無いのですいませんが貸してもらえませんか?」

うん、これは自然だ。これでいこう。と思って隣に行ったんだけどなんか変に緊張しちゃって

「あの・・・、スプーンがないんだけど。」

いや、そうじゃないだろ。さっき考えたセリフと違うじゃん。これじゃコンビニでプリン買った時にスプーン入ってなくて文句言いに来た嫌な客みたいじゃん。でもリョウコさん笑顔で「あ。ちょっと待っててね♪」ってスプーン持ってきてくれた。なんていい人だ。あのときのカレーはほんとに美味かった。こんな美味いものがこの世にあったのか。食べ終わってからお皿洗って返そうと思ったんだけどね、自分で料理なんてしたことないし、食器洗うやつが無いんですよ。しょうがないから水と手で洗いました。部屋に落ちてた適当なタオルで拭いときました。洗剤とか使ってないからちょっとお皿がベトベトしてたかもしれないけどまぁ気にしない。そんなわけで返しに行くんだけどね、またセリフ考えていくんだけどやっぱり緊張しちゃって。なんか年上相手だと緊張してしまう。「ありがとうございました」とかそんな事しか言えなかった。

「あ、わざわざ洗ってくれなくてもそのままでよかったのに~(はぁと)」

もう1回洗ったほうがいいと思いますよ。って言いかけたけどやめといた。うん、エエ人や。無事お皿返して帰りました。これはもう恋に発展すると思っていいだろう。間違いないでしょ。普通ね、隣の人にゴハンもっていったりしないよ。きっと毎日のようにゴハンもってくるようになってそのうちリョウコさんの部屋に招待されたりして「ゴハンだけじゃなくてあたしを食べて!」とか言われたりして毎日ラブラブする生活が始まるんだろうななんて思ってたけど全然そんな事なかった。いや、あのね。いつものように仕事終わって家帰ってきたときに見ちゃったんですよ。リョウコさん男連れ込んでるやん。部屋に男入れてんじゃん。彼氏かこいつわ。でももしかしたら彼氏じゃなくて弟か兄が遊びにきただけとか親戚の人が来てただけなんじゃないかって都合よく考えたりもしたんだけどとんでもない。俺が部屋でテレビ観てたら隣から卑猥な声聞こえてきやがったんですよ。あのリョウコさんのあえぎ声と思われるサウンドが俺の部屋にまで聞こえてきたんですよ。このアパートこんなに壁薄かったのか。さすが家賃4万でお釣りくるだけあるわ。俺が観てたエロビデオの音もリョウコさんに聞こえてたんだろうか。てか、声だけじゃなくて部屋が揺れ出したよ。どんだけ激しいんだこいつら。震度3くらいの揺れだろこれは。「うるせーぞこのヤロー!」って文句言いにいこうかと思ったけどやめときましたよ。お楽しみのところ邪魔しちゃ悪いですし。彼氏が怖そうだったから何も言えなかったわけじゃないんですよ。そんなわけで俺の恋は終わり。終わりっていうか始まってもいなかったんだけどね。結局リョウコさんがゴハンもってきてくれたの一回だけなんですよ。カレーくれた時だけ。なんであの時カレー持ってきてくれたんだろう。それが今でもわからない。カレーもらった時に「このカレーはちょっと辛ぇー」と言えなかった事だけ後悔してます。もしあの時言えていたら恋に発展していたかもしれない。
皆さんも一人暮らしをしてみたら何かいい事あるかもしれませんよ。





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Last updated  2006/08/20 10:54:44 PM
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