hIMAGINE

2002/12/18(水)01:25

今日は牡羊座ワースト一位らしい

今日は火曜日。そう、朝一番の授業、オッティーのために走る日。朝寝坊してしまい、出掛けから遅れた。そしてマンションのエレベーターで一階まで降りて気がついた。また私は同じ轍を踏んでいる。そうだ。「なぜだか火曜日」に携帯を忘れる病にまんまとかかっていたのだ。また自分の部屋まで戻ったら確実に遅刻だ。一瞬このまま大学にいこうかと考える。瞬時に浮かぶヨウコの顔。そしてオッティーの顔。「いかん!」私は踵を返し、携帯を取りに行く。遅れながらも急いで大学に行き、そして教室の扉開いた。オッティーがすでに出席を取っている。知らない人々の名前が呼ばれている。私は?私の名前は呼ばれた?ひょっとみると、友だちが手をセーフの形を作ってる。もしや間に合ったのか(喜)?その友だちの口をみると、「アウトアウト」としきりに動いている。紛らわしぞそれは。手を横にスライドさせるのはセーフでしょうが。結局遅刻で、この日の授業はカウントされず。昼休みにオッティーに会ったので、「あの遅刻はやっぱりカウントされないんですかねー」と下手に出て聞いてみると、「うふふふ~。残念だったね~。でも今日出席取るのわかってたでしょう」といって目を細める。はい。わかってました。でも私はあなたより、ヨウコを取りました。正直にその旨伝える。出席取れなかったけど、なんだか晴れ晴れしい気持ちだ。車の前に飛び出した子どもをかばって、自分が車にひかれてしまったような、そんな気持ち。大事なものを守るために、あえて自分が犠牲になったような・・・ああ、これも愛なんだな。その授業が終わった後、黒ゴマとーにゃーのヤスエがいそいそと近づいてきて、「これ作ったの」とペットボトルを渡してくれる。その中身はなんと、「お手製黒ゴマバナナ豆乳」!!!「マジで!?」と、さっそく味見してみると市販のゴナ乳より断然おいしい!すっごく濃厚。ペットボトル一本に、約バナナ2.5本を投入したといわれるそのゴナ乳は、もはや飲みものではなく食べ物だった。ストローで吸い上げるのにも、通常の2.5倍の吸引力を要する。ヤスエは気前よく、この一本を私にくれた。さすがゴナ乳隊長。私はまわりの友人に少しずつ試飲させ、ゴナ乳普及の活動を試みた。反応は上々。口々にみな「おいしいっ!」という。 くっくっく。ヤスエ。私たちの世界制覇、なかなか順調のようですよ。くっくっく。キャンペーンガールの座は、私がもらっていいかい?テーマはボンドガールともう決めてあるのだ。くっくっく。午後の授業も終わり、放課後メンストをリョウコと歩いていると、献血の勧誘がされていた。私もリョウコも献血やったことはなかったが、「やってみようか」ということで車に乗り込む。献血の前に採血を行い、献血ができるかどうかチェックされる。私より先に採血をおこなったリョウコは、「ヘモグロビンが0.2ポイント足りない」っていうことで、献血を断られた。女性は10人に3人くらい、ヘモグロビンが足りなくて献血を断られてしまうらしい。確かに顔からして、リョウコはあまり血が多そうではない。次に私の番になった。「血液中の糖分が多すぎて断られたらどうしよう」とどきどきしていたら、案の定、「残念ですが」と断られた。しかし、その理由は、「ヘモグロビンが1.0ポイント以上たりないらしい」からなのだ!意外。私、血足りてないのか。しかも何気にリョウコより。原因は明らかに偏食と運動不足だと思われる。リョウコと私二人、もう一つのワゴン車に案内され、お菓子やジュースを振舞われる。「いや、献血してないんですけど・・・」と言っても、献血したしないに関わらず、お菓子やジュースは好きなだけ食べていいらしい。二人で遠慮なくお菓子を食し、ジュースを飲み、お土産のお菓子までいただいていった。献血車を後にして思うこと。何もせずにお菓子だけ食べてきていいのだろうか。食べたあとに言うのもなんだけど。いや、食べたあとだから思うんだけど。私たち役立たずシスターズね。使いもんにならないシリーズね・・・初体験。世のために何かしようという尊いチャレンジは、あっけなくヘモグロビンの前に敗れ去ったのであった。ごめんなさい、世の中のB型の皆様。私の血を分け与えるにはもうしばし時間がかかりそうです。待ってて。絶対ヘモグロビン増やしてみせるから。俄然次回の献血に闘志を燃やしたのであった。

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