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眠りから目が覚めた。 そこは自分の部屋の中。 でもなんか変な感じがする。 電気がついていて、でも外は暗い。 一体いまが何時で、自分はどうしてこんなところで寝ているのかが全くわからなかった。 寝る前の記憶がない。 自分の体を見ると、上はインナーを着ていて下は「出前一丁」の「出前」に「パンツ」が入る格好だった。 一瞬状況がわからなくて。 おそるおそる周囲をうかがう。 まさか。 まさか誰かもう一人この部屋にいる、なんてことはないだろう。 そんなことは一度も無いが、記憶がないだけに、そして酔っ払った自己責任というものを信用していないために、かなりおそるおそる顔をめぐらせて見る。 周囲を見渡しても誰もいなかった。 そのことにホッとする。 だんだん思い出してきた。 会社の人と日本酒を飲んで。 ちゃんと電車で分かれて。 家の途中でコンビニに寄って。 それでちゃんと1人で家に着いたんだった。 まぶたにそっと触れてみる。 最近お気に入りのマスカラにがっしりガードされたまつ毛が、天井を、というよりこのときはヘッドボードに向かってカールを保っていた。 ・・・・化粧落としてない・・・・・ ちょっとショックだった。 いままでどんなに飲んで正体不明になっても、次の日が二日酔いで会社に行けないくらいであっても、化粧だけは落として寝る最後の理性だけはいつも残されていた。 なんで今夜だけ? そこで最後の記憶がようやく蘇ってきた。 そうだ。 友人に電話する約束をしていたのだ。 酔っ払いながらもその友人に電話しようとしたところ、メールで「お風呂にはいるから30分だけ待って」というメッセージをもらって、それで待っていたのだ。 そして待っててそのまま眠ってしまったという。 これでスッキリした。 スッキリしたところで時間を見る。 午前の5時だった。 化粧を落としてもう一回寝直す。 この日は夜から新潟中学生同窓会飲みだった。 お盆に帰ったときに、意外と近くに住んでいる人がいることがわかって。 言い出しっぺなので、幹事をやって、同窓会のみをしました。 13、4人くらい来たけど、この参加してくれた人たち。 中学生時代、お互い個人ベースで仲がいいというわけではなかった。 お互いがお互い、「中学時代はあんまり話さなかったよね」と言いながら杯をかわす。 そう。 同じ中学で、たまたま関東近辺に住んでいるということだけで、ずっと前から仲良かったみたいに飲めるのは、お酒の力と地元の力とみんなが大人になったということなんだろう。 予想以上に楽しかったです。 また機会があったら飲みたい。 ![]() こういうときに一番盛り上がるのはやはり恋バナ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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