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カテゴリ:恋愛
さてさて。
無駄に引き伸ばしていました「ついにあの方が登場します」ですが・・・。 携帯メール宛に、クイズ参加してくださる方もいました(笑)。 ありがとうございます!! さてさて、前回出したクイズ。 その正解は・・・ 3)飄々さん でした!! まだ、この方登場します。 では回答編、どうぞーー。 私の前職である元上司。 彼はとても社交的な人で。 元上司も私自身も前職を離れてもう5年くらい経っているにも関わらず。 その当時付き合いのあった方たちとの食事会などをセッティングしてくれる。 今回そんな元上司が、久々にみんなで集まろうよと声をかけたのが。 前職でうちの会社に営業に来ていた飄々さん、営業ウーマンさん。 そのあたりの思い出は、2004年~2006年に散らばっており、それ以降もちょこっつ出てきております。 (リンクとか面倒くさくて貼らない私をご容赦ください)) もう一度この関係をおさらいすると。 前の会社で、元上司と私宛に営業をしていた飄々さん。 新人だった私に、当時颯爽と現れて営業トークをしている飄々さんは。 本当にかっこうよく映った。 その飄々とした態度に、私は憧れ以上の気持ちを抱き。 冗談半分でその憧れ以上の気持ちを堂々と上司や本人の前で披露した。 飄々さんが営業の訪れる、当時のわずかな時間は本当に幸せだった。 しかしその幸せの時間も長くは続かず。 同じく飄々さんの会社で新人だった営業ウーマンさんに担当は引き継がれ。 まもなく飄々さんは私たちの会社から姿を消した。 はずだったが。 元上司の社交性から。 4人でたまにこうして会食することが出来ている。 元上司も私も会社を移り。 飄々さんももう以前の会社を辞めている。 営業ウーマンさんがかろうじてあの当時と同じ会社に残っている状態。 そんな縁が薄くなっているとことに、こうして定期的に(最近は1年に1回)食事ができるのは。 本当に元上司のおかげ。 いまではそう飄々さんに対する思いもなくなっているので。 私から連絡して会いたい、とまではならないけれど。 こうして久しぶりに飄々さんに会えるとなるとやっぱりうれしい。 食事はつつがなく進んだ。 あの当時の話は、本当に懐かしい。 いまの職場とは全く異なる環境で。 あのころの空気や時間の流れ方をふとしたときに思い出すけれど。 なんだかとても遠くに感じてしまう。 さて。 飄々さんなのだが。 以前のようにドキドキはしなくなっていた。 さすがに当たり前か。 飄々さんも少し老けたな~と思う。 お互いさまなのだろうけれど。 1年前はもう少しドキドキしていたような気がする。 飄々さんを前にして、もう少し飢(かつ)えていたような気がする。 当時出会ったころは、もしくは前の会社にいたころは。 はしかのように、熱に取り付かれていた。 しかし、それもすっかりおさまり。 そして20代のころよりは、多少何人かの社会人の男性を見てきたいまの私にとって。 飄々さんはどう映るのか。 冷静に感じようとしていた。 仮にいま、私が初めて飄々さんに会ったのだとしたら。 私は飄々さんに惹かれるか。 答えは恐らくNOだ。 興味は引くだろうけれど。 当時のあそこまでの思いを持つことは、0リセットしたらもうないだろう。 飄々さんに対する思いは、当時盛んに燃えていた情熱なのか執着なのかなんなのかの。 残り火が少しあるだけ。 もう燃え尽きる直前の炭とほぼ同等なものなのだけれど。 昨年よりも今年は、また一段とその火は小さくなって消えかかっている。 こうしてたまに会う機会があるから、あわてて息を吹きかけて火種が残っているか確認する感じ。 それは飄々さんに対する礼儀なような気もするし、全くの炭にしてしまうのはもったいないと思っている自分自身のエゴもあると思う。 いずれにしても。 すごく好きだったことには変わりないので、その食事中も。 いかに当時飄々さんが素敵だったかということを熱弁したりした。 10時過ぎに会はお開きになり。 それぞれの方向の電車に乗って帰ることに。 元上司と営業ウーマンさんと別れて。 私と飄々さんは同じホームで電車を待つことに。 私と飄々さんはホームでそれぞれ反対の電車に乗ることになっている。 私「飄々さんのお家は○○駅でしたっけ?」 飄「いや、実は今日は会社のほうに泊まろうと思っていて…」 実は飄々さん。 いまは、ワンルームのマンションをオフィスにして。 一人で仕事をしているらしい。 たまにそこに社長さんが来るらしいのだけれど。 ほとんど一人。 しかもそのオフィスは、我が家の最寄駅と同じ線で、電車で15分くらいの近さにある。 でも、私は飄々さんが使う線の方に乗ると迂回になるので、反対方向の電車に乗ろうとしていた。 なんで、この期に及んでオフィスに泊まる!? 私「何でお家に帰らないんですか??」 飄「いや、なんかめんどくさいので・・・」 めんどくさいの? ちなみに、帰り道として飄々さんのご自宅とオフィス。 そんな距離変わらないし。 むしろご自宅のほうが近いんでは? そこで、むくっと私の好奇心が芽生えた。 私「じゃあ私も飄々さんと同じ方向から帰ります」 そう言って、飄々さんと同じ電車に乗り込んだ。 もしかしたら、これは。 飄々さんから私に向けられた誘い水なのかもしれない。 まだ、よくわからないけれど。 とにかく。 私は最初の一歩を踏み出した。 飄々さんと少し長く一緒にいられる。 更に大胆になった私は。 私「飄々さんのオフィス見てから、帰りますね」 飄「え、来るの?」 正直。 飄々さんの「オフィスに泊まる」は、私へのお誘いなのか。 それとも本当に何か事情があって「オフィスに泊まる」のか。 全くそのとき私には読めなかった。 一言も飄々さんは「オフィスに来いよ」とは言っていない。 ただ「オフィスに泊まる」と言っただけ。 ただ、そこに私が付け入る隙が見えたから。 ついつい昔の習い性で。 思わず大きく一歩足を踏み出してしまった。 つづく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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