赤膚焼うんちく




箸置き

良質の陶土を産する、大和五条山・・・


古には


垂仁帝の時から始まった


野見宿禰(のみのすくね)の埴つくりのことで


知られています。


此処で育まれた陶器が赤膚焼でありますが、


この赤膚の名声を高めた一人に木白がいます。


木白は大和郡山堺町(地ではさかいまちと読む)の


郡山藩御用小間物商の家に生まれるが、


家業を廃して陶工となります。

箸入れ

これが


その木白が作った箸入れでありますが_


この木白は自分の製法を弟子に伝承しなかった為、


現在ある赤膚の工房での作品は、


各々が独自に考案したもです。


よって、木白による作品は少なくなっている。


そう、にゃーは思っておりますョー




その少ない作品を


にゃーは、子供の頃に玩具にしてました。


主に、茶器が多かったのですが、


大抵は割れて、跡形も残っておりませぬ(_ _)



そうして残った、これが


我が家で唯一の木白さんの物でありますヮ。


© Rakuten Group, Inc.