2009/03/19(木)21:35
ごみだし
曾祖母である母に育てられたカツオは家ではお手伝いをしたことがありませんでした。
食事も一緒に食べるのではなく、一人だけ食事を与えられていたので当然お行儀も悪く、
一緒に食事をすると怒るばかりしなければなりませんです。
コレではいくらなんでもひどすぎる。
「一緒に食べる人がイヤだと思うことはしてはいけないよ。」と、言い聞かせ、
家にいる人は必ず一緒に食事することに決めました。
そして1ヶ月に2回ごみだしをさせることにしました。
今まで家族の一員としての何ひとつ役に立った経験がなかったので、
自信が持てずひねくれていたのです。
とはいえ、いきなりごみ出しを任せてしまうと、もし忘れられたときには悲惨です。
そこで月に2回ごみの収集日と私の公休日が重なる日にカツオにゴミ袋を持たせます。
これなら忘れて学校に行ってしまっても私が後始末ができます。
子供も家の中で何の役に立たない人間のままであってはいけないのです。
自分は役に立つ人間だと誇りを持ってくれたらいい、と思います。
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