2011/05/20(金)19:44
洗濯
「カツオ!カツオ!」
母が呼んでいます。
「なに~?」
カツオが隣の部屋から出てきました。
「洗濯。」
野球のユニフォームは毎日洗わなくてはならないので
カツオのために洗濯は毎日夕方しなくてはいけないのです。
ですから、私が休みの日には昼間のうちに大物洗いを済ませ、
カツオが、学校から帰ってきてから
ユニフォームと制服のカッターシャツを洗うようになります。
当然カツオが夕方自分でスポーツバッグからユニフォームを取り出し、
ソックスとカッターシャツを脱がなくては
翌日の登校までに乾かすことができません。
ところが、子供と言うのは毎日言ってやっても、覚えていないのです。
今日もバッグを投げ出したまま食事をして、部屋でゲームです。
そこで前述のやり取りとなるわけです。
「それくらいしてやれば良いのに。」
という陰口が聞こえてきそうですが、
私は、カツオの大叔母ですので祖母と言ってもおかしくない歳です。
母は曾祖母なので私たちがカツオの成人まで
元気で面倒を見てやれる保障は無いのです。
カツオの18歳までの自立を目指す私としては
舐めまわすような甘やかしはしたくないのです。
「カツオや、早く自立した男になっておくれ。」
私の切なる願いです。
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