|
カテゴリ:その他
地域の福祉委員をしています。 近くに住んでいらっしゃる独居の方宅に 月一で見回りに行くボランティアの仕事です。 Fさんは口の達者なおじいさん…行けば話が長々と続き一時間は滞在です。 が、最近足が痛くて歩行も困難になり、急きょ介護認定の申請をし ショートステイが決まり、今日施設に行かれる事となりました。 ショートステイと言えど、たぶん戻られる事もないような状況です。 その話を聞き、急いで仕事帰りにFさんちに立ち寄りました。 相変わらず口は悪いおじいさんなのですが、 私が18才の時に亡くなった祖父にそっくりのFさんにいつしか親しみを覚え、 お話してる前で泣いてしまいました。 Fさんも顔をくしゃっとさせて涙ぐんでみえました。 自由気ままに暮らしてみえたので、施設には行きたくないでしょうね。 Fさんの手を握りしめ、また施設にのぞきに行くから…と別れました。 家に戻ってからも涙がはらはらこぼれ落ち、 言いようのない淋しさが込み上げて来ました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[その他] カテゴリの最新記事
|