ひまわりぽや日記

2009/06/06(土)21:04

猫を抱いて象と泳ぐ

こんな本いかがです?!(38)

猫を抱いて象と泳ぐ このタイトルを読んで 内容を思い浮かびますか。 この本最近の一押しです。 主人公はリトル・アリョーヒン チェスを取り上げたお話です。 おそらく心にちょっとした障壁を抱えている少年 この少年は、親を持たず弟とともに祖父母に育てられます。 彼が興味を持ったのは 象のインディラ 機を逸して大きくなりすぎ地上に降りれなくなり 一生をデパートの屋上でおくった象。 そして壁と壁の隙間に挟まれて出れなくなった少女、ミイラ。 かれは、導かれるように 廃バスの中で生活するマスターにチェスを教わります。 かつて『盤上の詩人』と呼ばれた チェスのグランドマスター、アレクサンドル・アリョーヒン かれもまた猫を右手に抱き左手でチェスを打ちました。 少年はリトル・アリョーヒンとして からくり人形の中でチェスを打つことになります・・・ 象のインディラ、壁に挟まれた少女ミイラ そしてかれの尊敬するマスターは、その肥満したからだゆえ 死後その住居である廃バスから出られなくなってしまいます。 体が大きくなることを恐怖にまで感じていた リトル・アリョーヒン その彼が最後を迎えた場所は・・・ それは、果たして苦しみだったのだろうか。。。 う~ん 『博士が愛した数式』同様 じ~んと残りますよ!! ぽやのおススメの1冊です(*^_^*)

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る