ボタニカルアートの講習会に行って
広島市植物公園のボタニカルアート展に行ってきました。ボタニカルアートは元々薬草をスケッチしたことが起源です。その薬草に興味を持った王族と貴族がスケッチをさせ、採集してボタンイカルアートとして発展した歴史があります。ヨーロッパがアジアの植民地にある薬草を自国に持ち帰るために、保管方法を試行錯誤しながら作り上げ、またそのための図鑑的なものを作っていきました。ドクダミ草のスケッチです。薬草になるようです。最近、実家の草抜きでドクダミを捨ててしまいました。もったいない。。。昔から、薬草に興味があり、栽培することが夢でした。だからボタニカルアートに興味があるのですね。原寸大にスケッチすることが必要で、生の植物を実際に見て細かく描きます。専門家は自分で種から撒き、育て花から種をまた採取されて、スケッチされているそうです。私もこれを真似て自ら種から薬草を育てたいです。母の実家が昔、薬局を営んでいたそうで、この意思を引き継いだのでしょうか。。。私は幼き頃から、薬草や東洋医学に興味があったので、このボタニカルアートに惹かれる意味が分かりました。鉛筆とは思えない程の芸術作品です。いったい何日完成までにかかったのでしょうか。本日講話された講師によるスケッチです。キノコとコケが専門だそうです。講師が使われている色鉛筆、鉛筆削り、ヤスリ、パレット等を拝見させていただきました。色鉛筆は初心者はドイツ製の物です。これなら手頃です。こだわりであれば、講師が使っている500色の色鉛筆。これには感動しました。私は70色の物を使用していましたので。ヤスリは鉛筆削りだと余分に削ってしまい、すぐ鉛筆が短くなるため使用されているそうです。これには納得です。