2010/06/05(土)08:33
至れり尽くせりの教科書。
生活科は、都道府県、県内の各地域、学校、学級によって
それぞれちがうものができる教科だと思う。
そこにいる子どもたちや先生がちがえば
同じ題材でも展開や活動が変わってきて当たり前。
(それは各教科・道徳でも同じだけれど
生活科はその幅が大きいと思う)
各社の生活科の教科書を見た。
(いつも採用されている教科書しか見ていないので、
見比べてみたのは初めて)
どの教科書も
見ていて楽しい、興味をひくものだったけれど
至れり尽くせりの教科書内容
これ一冊あれば、調べ学習なんて必要ないじゃん
と思った次第。
例えば
畑で野菜を育てる活動
土寄せや支柱立て、芽かきをすることまで
ていねいにのせられている。
うちのところだったら
「おうちの人に聞いてこよう」とか
「おじいちゃんおばあちゃんを呼んできて教えてもらおう」となるのだけれど
地域柄そういうことはできないとか
先生自身がやり方を知らないとか
そういうふうになっている時代背景がかいま見えて
「なんだかなあ」という気にさせられた。
「教科書に書いてあるよ」では
生活科にならないと思うけれど・・・。
つまらない学習になっちゃうね。
全国を網羅する教科書となると
こうならざるを得ないのかな。
こんなに親切な生活科教科書は初めて見たよ。
と思ったくらい、
うちのところで使っている教科書は
考えて発展させていく部分が多いと思った。
こちらでは
県独自の教科書をつくる会社があって
そこの生活科教科書を使っているため
地域性がとても出た内容になっているし
ほかの教科書会社の追随を許さないというか入り込む隙間のない状態。
他の都道府県ではそういう教科書はあるのかなあ
という話題も出た。
まあ、生活科の教科書は
参考資料のようなもので
活動や題材は自由だし
そこにのせられている内容をすべてやるわけではないけれどね。
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