天国へ・・・カウントダウン(2015/02/27)
カウントダウン…本当にカウントダウンとなってしまった。3/1~母親が浜松に行くことになりました。兄を看取る覚悟です。昨年の、確か3/24だったと思います。父親の七回忌、その日に兄の覚悟を聞かされました。・膵臓がんであること・余命1年の宣告を受けたこと・通常の治療をして、奇跡を祈ること・一方で…1年かけて、身の回りの整理をすること・妻や子供たちにできるだけの財産を残すが、多分、足りない。すまないが、助けてやって欲しいとのこと。…確か、こんな内容だったと思う。なんか一貫性に欠ける決意表明…そんな感想。『座して死を待つ』…そんな思い。そうそう、「きっと奇跡は起こらないから、無駄なお金は使わずに残された家族のために残す…」…こんなことも言っていた。そうそう、「命の長短は医者が決めること」…そんなことも言っていた。…なんの抵抗もせず、死を受け入れます…そう言っているように聞こえた。父親もガンで死んでいる。今度は兄がガンで死ぬ。…それを、僕と母親が黙って受け入れられるはずもなく。「母・僕」VS「兄」の家族喧嘩が始まった。「家族一丸、とことんガンと闘おう」「命の長さは医者が決めるものではない」「やれることを全てやろう」…こうして、我が家の対ガン抗戦の幕が切って落とされた。あれから1年…本当に医者の言うとおりになってしまった。でも、この事実を受け入れることがどうしてもできない。兄は、殺された…そう思う。