ひめくりねこ ワインとグルメとなんやかや

2009/04/23(木)01:45

ミルク

映画・舞台・小説など。。(32)

映画観てきました。 ミルク。 フリーペーパーに「すごくいい映画!」って絶賛されていたし、主演がショーンペンだし見たいと思って。 ゲイであることを公言して初の公職議員になり、同性愛者や社会的弱者のために闘ったハービィミルクっていう実際にいた人の生涯を描いた作品。 同性愛者へのあらかさまな差別に立ち向かうことを決め、闘ったひと。 生きるために、この世を変えようとに闘ったひと。 政治活動の場面が多いのでちょっと難解な部分もあるけど、きちんと人の心を、葛藤を、弱さを、強さを描いてあって良い映画でした。 ミルクという人への愛と尊敬の溢れた映画だなぁ。 この人のやってきたことを、優しさを、強さを忘れないでって感じ。 ミルクをとても身近に感じられて、愛おしくなる。 印象的だったのは「希望がなければ生きていけない。若い人には希望が必要なのだ」っていうような台詞。ちょっと忘れたけど。 すべての差別と偏見を受ける社会的少数派を守ろうと、生きてく希望を与えようとしていたのだなぁと。それが自分自身を抱きしめることでもあるから。 実はもっと号泣するような映画かと思っていたのだけども、そういうのではありませんでした。 生きてきた人の伝記。 ただただ本当に頑張って生きてきたスゴイ人の生涯を忠実に描いた作品なのね。 なんていうか、とってもいい映画でした。

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る