この花に逢いたくて フタバアオイ
今年はタイミングを逸してしまい終盤でした。フタバアオイ(二葉葵)ウマノスズクサ科カンアオイ属福島県以南~九州までの広葉樹林、針葉樹林が混じった暗い林床に生育する。地下茎が長くよく分枝するので広い範囲に集団を作り主に自家受粉をしている。種子にはエライオソームがあり蟻散布とされているが確認されていないそうです。地表に花が咲くカンアオイは昆虫などの小動物がが花粉媒介するのと違い、地面より上に伸びた花茎から花が咲くので飛行する昆虫が花粉媒介する可能性があるが、これも確認されていないそうです。徳川家の葵の御紋はフタバアオイがモデルになっている。京都賀茂神社の葵祭に用いられることからカモアオイともいわれている。葉が2つづつでることからが名前の由来になっている。最初に訪れたときは花芽をつけたところでした。