himekyonの部屋

2014/05/16(金)03:47

誕生日登山 中央アルプス三ノ沢岳山行記

中央アルプス(30)

今年の誕生日も元気に山に登ることができた・・ 山歩きを始めて12年、誕生日を山で迎えることにこだわり続けて 仕事の都合で前後することもあったけど、ほぼ毎年のこと いろいろな思い出があるけれど 今回は辛いという思い出が残った誕生日登山だったかな 多分、目の前に見えていて、往復ともにコースタイム1時間40分 himekyonの亀足でも2時間あればなんとかなるかな ピストンだから、荷物をデポして行こうかと思いながらも 往復4時間半みれば戻ってこられるんだから・・・ ザックを背負って出発したのも敗因だったかな・・・ 三ノ沢岳、それってどこにあるの? 中央アルプス、木曽駒ケ岳、宝剣岳、空木岳の縦走路から外れているので訪れる人が少ない 深田久弥の日本百名山に対抗?したかのように田中澄江が「花の百名山」を出している 「新・花の百名山」とかN○Kが放送したり、山と渓○社が出版したりと、 そのたびに選定された百山の名が変わっていたりで、 いずれかの中に、入っている花の名山、三ノ沢岳 田中澄江はあまり好きではないけれど、2冊とも読んでいるし、ビデオも息子が買ってくれて 持っている。いずれにしても花好きhimekyonとしては、以前から登ってみたかった山 数年前、出発直前に豪雨で土砂崩れがあり、通行止めで断念 次は2年前、木曽駒ケ岳にテントを張って、翌日登ろうと思ったけど雨が止まず断念、 今回は3度目の、満をじしての挑戦だったのだが・・・ 仕事が終わって、新宿から高速バスで駒ヶ根へ ネットで予約したビジネスホテルに23時過ぎに到着 himekyonの誕生日は夏山シーズン一歩前なので どこの山へ行くときでも、バス便は早朝便がない シーズンになると早朝5時発だけど、今回は駒ヶ根駅7時始発のバスに乗り、 ロープウェー発着のしらび平へ、ロープウェー8時始発のあとの臨時便で千畳敷へ 荷物をロッカーに預けようかと迷いつつも、往復5時間ほどの山だからと たかをくくって出発 駒ケ岳神社で無事を祈って極楽平への道を 途中にはまだ雪渓が残っているが、アイゼンの心配はなさそうだ 千畳敷にはすでに大勢の観光客がいるが、みなカールのほうへ降りていく 極楽平へは、数名のグループと夫婦の二人連れとか、、ほんとに少なくなる 上田から来たというご夫婦も三ノ沢岳へ、道連れができてちょっと勇気がでる 途中でカメラマンのおじさんとカメラ談義、 昔、若い頃はテントを背負って高い山へ写真を撮りに行ったけど、いまはのんびりと 撮り歩きだよ。。三ノ沢岳はきついよ、無理しないでのんびり撮ったほうがいいよ って・・・ 裏側からの木曽駒ケ岳、中岳、宝剣岳 15分ほどの宝剣岳と三ノ沢岳の分岐まで辿り ハイマツの繁る細い登山道を一気に200mを下ります 木曽御嶽山が望めます イワカガミ まだ下り始めたばかり まだ花を撮る余裕がありました ハイマツの狭い登山道、大きな岩場を乗り越えたり ピークをいくつも越えていきます 先行していた上田から来たご夫婦が立ち止まって動こうとしません 前に来たときはガスってから、あっという間に着いちゃったって思ってたけど まだまだ先があるのよね。。。 午後から雷もなるっていうし・・・ このペースで行ったら山頂にお昼に着けるかどうかわからないし 戻ることにするわ・・って どうしよう ここまで来て引き返す 確かに雷は怖いけど どうしよう 軟弱himekyon悩んでしまいました そこへあとから登ってきた4人組の先発女性が 私は行きますよ~ 単純himekyon、 やっぱり行くことにしよう~ でも遠い あんなに近くに見えているのに行けども行けども・・・・ 大きな岩場を下ったり、よじ登ったりようやく最低鞍部までたどり着くと すでに降りてきたご夫婦が、ここまでくれば あと40分ぐらいですよ~ フーフー言いながらやっと稜線の下までたどり着くと 若者2人が降りてきて、稜線の向こうにカモシカがいますよ 残念会えなかったけど あそこが山頂かと思ったら・・・・ 違ってた 足元のチングルマの花に癒されながら もう少し・・・ 三ノ沢カールにはシナノキンバイ、ハクサンイチゲが咲き乱れて 山頂の手前に雪渓が残っていたけど 無事に山頂に到着しました 暑さと荷物の重さにバテバテ 休んでいるうちにポツポツと雨、すぐに止んだけど 帰りは行きと同じだけ登り返し・・・辛いぞう 一息入れてそうそうに下山開始 山の下山は下りです しかし、三ノ沢岳は同じ分だけ登り返し・・・ あの上まで登るのだ・・・ あぁ・・・・・・・・ ウラジロナカカマドの後ろの三ノ沢岳がすってます だいぶ遠くなったけど・・ まだまだ 半分もきてないかな やっと分岐まで戻ってきた~ 雷雲はこなかったけど すっかりガスってる ここから30分千畳敷まで戻って それから八丁坂を1時間 乗越浄土の宝剣山荘まで登り返さなくては 雨がポツポツ、すぐに止んだけど だんだん気持ちが萎えてくる 宝剣岳を越えればすぐ下に山荘がある 登り50分下り30分 しっかり三点確保すれば大丈夫だよって聞いている 宝剣岳を近くでみるとなんか登れそうな気もするけど・・・ 疲れている、荷物が重い、雨が降りそう・・ himekyonの技量では登れる山ではないのだ 急がば回れ 極楽平から千畳敷に向かって降りていると 雨が少しづつ強くなってきた でもすぐに止んで 千畳敷に着いたらどうっと疲れがでてしまい 乗越浄土まで登り返す気力がなくなってしまった ダメ元でホテル千畳敷へ 宝剣山荘に予約しているんですが、疲れと雷が近づいているので これから登るのは無理なのですが、泊まれませんでしょうか? お一人様はお断りしているのですが 先日問い合わせて知ってはいますが 途中で雷に合うのも危険ですし・・・ 支配人が奥から出てこられて、 今からでは夕食は間に合いませんがそれでもよければ特別に 言ってみるものです 泊まることができました。 食事はレストラン用のカレーかソースかつ丼を別料金で ほかの宿泊者は、おいしそうな夕食、himekyonは端のほうでさっと食べて退散 食事にありつけただけでラッキーだったから・・・ 標高2600mにあるお風呂に入って部屋で横になったらすっかり疲れが取れました 翌朝、乗越浄土へ登って、宝剣岳天狗岩からみた三ノ沢岳  

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